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2016年3月16日

7576:スマホ老眼?

 スマホ老眼という言葉がネットに出てきているようです。スマホを使う若年層において、夕刻になると調節力の低下が有って、そのための近見障害が出ることが有るという話のようです。

 眼科医が使う加齢に伴う(調節力の低下と)近見障害という意味での言葉ならば、老眼ではなく老視であるはずですから、これはまだ「素人筋(しろうとスジ)のスラング」です。

 鮮明でない小さな画像を凝視していると、調節緊張や調節痙攣がおこる事は容易に推定できますが、それですと近見障害よりも屈折の近視化により遠見障害が優先して自覚されそうに思われます。しかし、パソコンの画面までの距離45センチよりも短い眼前15センチといった過剰な調節付加が朝から続くならば、夕刻までに調節力に疲れが出てあたかも老眼の様な症状が現れるという事もなくはないと考えられます。

 Reduced accomodation observed in smartphone users,などという論文は既にあるのでしょうか? あとで調べてみましょう。

⇒リンク(追記 最新情報です。ありました!(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4826517/参照)
 BMC Ophthalmol. 2016; 16: 37. Published online 2016 Apr 9. doi: 10.1186/s12886-016-0213-5 Acute acquired comitant esotropia related to excessive Smartphone use Hyo Seok Lee, Sang Woo Park, and Hwan Heocorresponding author ヘビーなスマホユーザーに内斜視がみられるそうです。)

 以下は 「スマホ老眼」がみるみる加速!節電も危険…5つのNG行為:からの引用です
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 スマホの見過ぎは20代、30代であっても視力低下をもたらし、目がかすんだり、ピントが合うまで時間がかかったりといった、“スマホ老眼”を引き起こします。

スマホが生活にこれだけ根付いた現代では、スマホ老眼を“早めるか予防できるか”は、私たちの意識にかかっているといっても過言ではありません。

では、スマホ老眼を加速してしまう、やってはいけない行為とはどんなものでしょうか?

■1:目薬を使わない
スマホやパソコン、テレビを見るとき、集中すればするほど、まばたきの回数が減ってしまい、目が乾いていく。;何を使わせれば良いかは未確定。

■2:部屋が乾燥しがち
目の乾燥も進み、ダメージが大きくなる。適度な湿度のキープを。

■3:冷え症
 同じ姿勢で長時間座り続けていることが、全身の血流低下を招き、それによって眼精疲労も冷えも発症し、悪循環を引き起こす。

■4:画面との距離が近すぎる
 推奨されるのは40cm以上離すこと。

■5:節電している
 部屋全体の照明が暗い場所では、目の疲れを感じやすくなる。

Categorised in: 視力低下