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2020年7月10日

12073:岡山市内で結核の集団感染 60代女性、同居家族など計6人:目と結核菌は?

清澤のコメント:①最近は見ることの少ない肺結核のクラスターですが、稀に医療関係者が発症し、患者さんからも見つかったりしたら、その医療機関にとっては大変です。そのような事態を避けるために、各医院では職員検診で胸部レントゲンを全職員に毎年とって見ていると思います。( 船橋の例:https://www.chibanippo.co.jp/news/national/558806 )②稀に、眼科の診療でも結核性疾患が疑われる網脈絡膜炎や視神経炎を見ることが有ります。ツベルクリン反応などでその可能性が高まれば、呼吸器科などに治療を相談します。(下の記事を参照)③さらに、結核やMAC症などの(抗酸菌病の治療薬であるエタンブトールで治療中の)患者さんに、視力低下と色覚異常をきたす視神経症が発生することが有ります。内科からの眼科検査が依頼されますから、眼科医はエタンブトールっ神経症の知識を持った診療が求められ、一般外来でも注意が求められます。

岡山市役所

岡山市役所 岡山市保健所は10日、同市の60代女性が結核を発病し家族や勤務先の関係者計5人が集団感染したと発表した。いずれも入院や服薬の治療を受けており、感染拡大の恐れはないという。市は同日、集団感染を厚生労働省に報告した。

 市によると女性は昨年9月ごろからせきの症状があり、今年4月7日に市内の病院を受診し結核と診断された。市は、女性と接触して感染の可能性がある同居家族3人とアルバイト先の飲食店関係者5人を特定。血液や胸部エックス線の検査の結果、今月8日までに家族3人の発病と職場関係者2人の感染を確認した。

 女性は市内の病院に入院しているが重篤な状態ではないという。職場関係者は発病しておらず、家族3人もせきなどで結核菌をまき散らす排菌状態ではないため3次感染の恐れはないとしている。

 市は感染者の治療を続けるとともに、市民に対しては結核が疑われる症状がある場合の早期受診などを呼び掛ける。

 岡山県内の結核の集団感染は2018年12月に備前保健所管内で発生して以来。

(2020年07月10日 17時05分 更新)

Categorised in: ぶどう膜炎