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2021年8月8日

13030:発症後7~10日が分岐点?―新型コロナの経過や自宅療養の注意点:民間の記事紹介

清澤のコメント:オリンピックを行ったからかどうかも解りませんが、新型コロナ感染者数が非常な増加を示して居ます。未だに主な感染拡大の場面や原因は不明確なままです。そして医療状況の逼迫から自宅療養を求められるケースが増えていると言います。既に都内では重傷者の搬送に8時間かかったケースもあったということです。これだけ重傷者が増えてくると、自分や身近な人が重症に陥るケースが実際に恐れられます。虎ノ門ニュースではこの記事を紹介していました。発症ご7から10日が分岐点で、酸素飽和度の低下が重症度の判断材料だそうです。8/2(月) 配信

   ーーー抄出ーーーー

Medical Note

今、新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)に対してワクチン接種が進んでいます。一方、東京都では4回目の緊急事態宣言が出され感染も再び急拡大し、全国でインド型(デルタ株)の増加が危惧されています。発熱などCOVID-19を疑う症状が出たとき、自宅療養になったときにはどのような点に留意したらよいのか――。瀧口恭男先生(千葉市立青葉病院呼吸器内科統括部長兼感染対策室主査)の話のまとめ。

◇新型コロナの症状と「分岐点」

参考:https://www.mhlw.go.jp/content/000801626.pdf

まずCOVID-19で起こる症状と、「分岐点」とされるタイミング。 主な症状としては呼吸器症状(せきや呼吸困難など)、発熱・悪寒、筋肉痛が起こり、さらに場合によって、吐き気・下痢、味覚・嗅覚障害などが現れることがある。 典型的な経過としては、8割の方は発症してから7日間ほどは軽症のまま過ごし、そのまま治癒していく。しかし残り2割の方は7~10日間ほどで次第に呼吸器症状・肺炎症状が悪化し、入院治療・管理が必要となる場合があります。つまり発症後7~10日目あたりが、回復するか悪化するかの「分岐点」ということ。

◇重症度を測る「酸素飽和度」という指標

COVID-19の重症度は▽軽症▽中等症1▽中等症2▽重症――に分類される。 重症度を測るときに重要な指標の1つが「酸素飽和度(SpO2)」。パルスオキシメーターで、酸素飽和度を即座に測定できる。 酸素飽和度は、一般的には96~99%が標準値。一定以上低くなると十分な酸素を全身に送れない状態(呼吸不全)になっている可能性があり、適切な対応が必要。

重症度分類では酸素飽和度が96%以上で軽症、93%よりも高く96%未満(呼吸不全なし)の場合は中等症1、93%以下(呼吸不全あり)であれば中等症2と判断します。 留意したいのは、パルスオキシメーターの数字には数%の誤差が生じる可能性がある。次ページは:◇新型コロナを疑う症状が見られたら?

◇新型コロナを疑う症状が見られたら?

かかりつけの医療機関がある場合には、必ず「受診前に」電話をしてください。そちらで症状などをお伝えいただき、医療機関からの指示に従って対応いただく。一方、かかりつけの医療機関がない・どの医療機関を受診すればよいか分からない場合には、「新型コロナウイルス感染症相談センター(https://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/iryoeisei/seisaku/2020coronasodancenter.html)」にご相談ください。 各自治体で同様の相談センターが開設されている。

◇医療機関での対応と流れ

お電話でご相談いただき、COVID-19の可能性がある場合は医療機関でPCR検査を受けていただく。千葉市立青葉病院では、以下のフローチャートに沿って対応している。まず専用区域で診察を行い、必要に応じてPCR検査を実施。無症状や軽症であり入院が不要と判断した場合には、自宅療養をしていただく。一方、入院が必要な場合には感染症疑いの病床へ案内する。

PCR検査の結果が陽性であれば感染症病棟で本格的な治療に入り、陰性であれば一般病床に入院していただくという流れ。

◇PCR検査「陰性=感染していない」ではない?

PCR検査の解釈には注意が必要で、「陰性=感染していない」と断定できるわけではない。あくまでも現場での総合的な判断に基づき対応していることを知ってほしい。 ちなみに、感染の流行期すなわち検査前確率(検査前に考えられる陽性率)が高いときには、PCR検査の結果が陽性であればCOVID-19とほぼ確定できる。次ページは:◇自宅・ホテル療養で注意すること

◇自宅・ホテル療養で注意すること

PCR検査でCOVID-19と診断された場合には、その方の健康状態や社会的な背景を考慮し、医療機関に入院するか、自宅療養もしくはホテルでの療養という選択肢を考える。 状態が悪化した際にすぐに対応できるよう、自宅やホテルで療養される場合にも健康観察を怠らないことが重要。

千葉市保健所が設定している健康観察の主な項目は▽体温▽酸素飽和度(原則40歳以上)▽自覚症状(せき・呼吸困難など)▽全身状態(水分摂取が可能かなど)。 酸素飽和度が93%以下(重症度分類の中等症2)、呼吸困難などの症状が悪化、水分摂取が困難になってきた場合には、入院による治療が必要になる可能性が高い。

発症7~10日間くらいが分岐点で、その時点で症状が悪化していなければほとんどの場合は問題ないだろう。ただし自宅・ホテル療養の間に、熱が下がらない・呼吸器症状がよくならない・水分摂取もつらいなどの状態になった場合は、迷うことなく保健所に連絡しよう。すぐに入院調整が必要な場合がある。

千葉市で自宅療養する場合に指針となる「在宅療養のしおり(https://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/iryoeisei/seisaku/documents/zaitakuryouyounosiori.pdf)」がある。

瀧口恭男先生からのメッセージ

皆さんは普段、不要不急の外出を避けたり、ワクチン接種を行ったり、さまざまな対応をしてくださっていることと思います。今後も協力をお願いする。

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