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2021年4月5日

12762:12762:頭痛や閃輝暗点:いつもの事と思わないで

清澤のコメント:地下鉄の中でスマホの記事を見ていたら、「いつもの頭痛?」関ジャニ∞安田章大さんを襲った異変という記事が目に留まりました。神経眼科という分野を担当していると、頭痛や視覚の異常を訴えて来院する患者さんに、脳の疾患が見つかることが稀ならずあります。変だと思ったらいつもの片頭痛と決めつけずにご受診下さい。では、今日の記事の要約を紹介します。前頭葉に良性の大きな腫瘍ができると、脳圧が亢進して鬱血乳頭の為に一時的に視界が曇る一過性視覚障害(transient obsculation of vision)を呈したり、感情を抑えにくく怒りっぽく性格が変わることもあります。視神経交差近傍の視索上核に病変が影響しすれば、中枢性の羞明をきたすこともあるとされています。この記事の末尾に、眼瞼痙攣を含む一般的な羞明の原因とされるものを列挙しておきましょう。

  ーーー記事抄出ーーーーー

松浦祐子2021年2月5日 17時00分(連載記事はこちらから

 冬場には、気温がマイナス10度近くまで下がる極寒の地。厳しい自然環境の中で、朽ち果てていく命と、そこから再生していく命がある。土地の力も借り、そんな命の神秘を伝えたかった。

アイドルだから伝えられること

 写真集をつくろうと思ったのは、脳の病気を抱え、手術した経験を多くの人と共有したいと思ったからだ。付録のミニブックには、自らの脳のMRI画像のほか、手術後に膨れあがった顔や頭の縫い目など、ありのままの姿を載せた。術後は、脳が異常に興奮した状態にならないように、常に特殊な色つきの眼鏡をかけなければいけなくなった。

 アイドルとして「キラキラした世界」で活動する自分だからこそ、病と向き合う中で得た思いや変化を発信し、闘病中の人や後遺症に悩む人、大切な人を失った遺族の人たちに伝えられることがあるのではないか。病で生きづらさを感じている人がいたら、少しでも楽になってもらえるのではないか、と思った。

 17年2月1日。レギュラー番組の収録を終え、エレベーターで移動しているときのことだった。平衡感覚を失い、同時に圧迫感が頭を襲った。大人になる前から片頭痛があった。頭が重くなったり、痛くなったりすることは日常的で、耐えられなくなると市販薬で痛みを抑えていた。

 だが、この日の圧迫感は、いつもと違う感覚があった。しばらくして収まったが、気になった。翌日、頭痛を専門とするクリニックを受診した。

白黒の画像に「アートやん」

 医師を前に、これまでの症状を説明した。目の前にギザギザと光があらわれ、ボーンと白くなる。その後、ズキンズキンと脈打つように頭が痛くなる――。

 「閃輝暗点(せんきあんてん)」と呼ばれる片頭痛によくみられる前兆の症状だ。ただ、説明を聞いた医師は、月に4~5回という頭痛の頻度が気になった。女性の場合は珍しくないが、男性は月に1~2回という人が多い。ほかに原因があるのではないか、と疑った。

 片頭痛は、後頭部の「視覚野」と呼ばれる部分が過敏な状態となり、限度を超えると痛みが出る。光や音による刺激、気圧や気温の変化、睡眠不足や睡眠過多などが引き金となるが、頭の向きによって痛みに差が出ることはない。一方、脳を圧迫する腫瘍(しゅよう)などが脳の中にある場合は、差が出ることがある。 MRI画像を確認すると、左の前頭葉と呼ばれる部分に、野球ボールほどの大きさの腫瘍がくっきりと映し出されていた。

 左右の脳を隔てる大脳鎌(だいのうがま)と呼ばれる壁(髄膜の一種)から腫瘍が発生し、左の脳を中心に広がったうえに、右の脳にもはみ出して脳を圧迫していた。腫瘍の大きさは直径約8センチにもなっていた。「できるだけ早く手術をしたほうがいい」。駆けつけたマネジャーに医師はそう話した。

 1週間後に極秘に手術をすることが決まった。(松浦祐子)

     ◇

 やすだ・しょうた 1984年、兵庫県尼崎市生まれ。1997年、ジャニーズ事務所に入所。ジャニーズJr.として複数のユニットで活動した後、2002年にアイドルグループ関ジャニ∞を結成。ギタリスト兼ボーカリストを務める。舞台や映画、ドラマなどで俳優としても活躍している。20年9月、写真集「LIFE IS」(岡田敦撮影)を出版した。

清澤の補追:

光過敏症を伴う、または根本原因となる頻繁で一般的な疾患には、片頭痛、前眼部疾患、頭蓋内状態ドライアイ、および眼瞼けいれんが含まれます。

  • 片頭痛:片頭痛は、光に対する過敏症を引き起こす激しい頭痛です。慢性片頭痛と散発性片頭痛は2種類の片頭痛であり、光感受性(羞明)を生み出す可能性が高いです。慢性片頭痛に苦しむ人々は、散発性片頭痛を持つ人々よりも多くの光感受性を経験します。片頭痛を持つ人々のほぼ80パーセントが羞明を持っています。
  • 前眼部疾患:虹彩炎、眼瞼炎などの状態は、羞明と長期的に関連しています。これらの障害はすべて、角膜と眼の両方を神経支配する三叉神経求心性神経の直接的な刺激によるものと思われます。
  • ドライアイ:涙が十分な水分を眼表面に供給できない状態は、ドライアイと呼ばれます。これは、目の表面の水分と潤滑性の急激な減少によって引き起こされ、これは羞明への道を開きます。ドライアイを治療せずに放置すると、角膜に潰瘍や瘢痕が生じる可能性があり、視力喪失に達することさえあります。
  • 眼瞼けいれん:眼瞼けいれんとしても知られる眼瞼けいれんは、目の周りの筋肉収縮の耐え難い痛みです。これは、脳から目の周りの筋肉へのメッセージの不適切な配信が原因で発生することがよくあります。眼瞼けいれんは、ボトックスほかの投薬を必要とする神経学的運動障害であると言われています。この障害の症状は、頻繁なまばたきと開瞼維持の困難です。眼瞼けいれん患者の多くが羞明に苦しんでいます。
  • 頭蓋内状態:  この状態には、髄膜炎、下垂体腫瘍などによる髄膜の炎症が含まれ、羞明を引き起こす可能性があります。(参考記事;https://e5bwmcr6fhie5swsutm6x2iwwu-jj2cvlaia66be-www-news-medical-net.translate.goog/health/Photophobia-(Light-Sensitivity)-Causes.aspx)

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