コメント:今日は眼科医療に関する妥当な記事はありません。ただ、コロナ感染の拡大に伴って、ゴーツーキャンペーンは停止されるのだそうです。「米国の投資信託から4690億ドル流出、ETFはゼロサムゲームで圧勝」という記事が出ています。ダン高橋氏も(個別銘柄の株よりも)ETFの利用を推奨しています。記事を更に短縮して採録します。
Katherine Greifeld 2020年12月14日 10:07 JST bloomberg
- ETFには今年4270億ドル流入、投信の資金流出ペースは過去最悪へ
- SECのルール改正やFRBのETF購入が構造変化を後押し
米国のミューチュアル・ファンド(投資信託)と上場投資信託(ETF)の勢力争いは2020年に圧倒的なゼロサムゲームになった。
ブルームバーグ・インテリジェンスのデータによると、今年は米国のETFに約4270億ドル(約44兆円)が流入し、株式ファンドと債券ファンドにほぼ均等に分配された。一方、投信は約4690億ドルの資金流出となり、米投資信託協会(ICI)の1990年以降のデータでは過去最悪の1年となるペースだ。
明暗が分かれたのは、極めて低い手数料と税制優遇措置で投資家を引きつけたETFが9年連続で投信よりも選好されるという構造変化が背景にある。この傾向は今年、米証券取引委員会(SEC)による時宜を得たルール改正と米連邦準備制度理事会(FRB)による5兆3000億ドル規模の米ETF市場への進出により加速した。ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズによれば、アクティブ運用のファンドの不安定な運用成績も加味すれば、ETFが勝っている理由は明白だという。
さらに、FRBによる暗黙の下支えなどのおかげで債券ETFは記録的な1年となり、20年の資金流入が伸びた。新型コロナ感染拡大が3月に市場を一変させ、市場の取引が事実上凍結した後、FRBは市場機能回復を支援すべく債券ETFを買い入れる方針を発表。その結果、何十億ドルの資金が債券ファンドに流れ込んだ。
Investment Company Institute; Bloomberg Intelligence
原題:
Mutual Funds Bleed $469 Billion as ETFs Triumph in Zero-Sum 2020(抜粋)
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