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2019年10月28日

11236:天野篤先生の 「行き詰る医師に主人公の思考法」を読みました、記事紹介

医師向けのサイトに天野篤の「次世代につなぐ」という連載があります。その中にこの記事がありました。医師が自分の努力で医師になれたと思うな。社会に還元しようと思うならば貪欲であれ。開業医でも大変励まされるメッセージです。抄出してご紹介します。

 2019年10月24日

  医師が社会に何かを還元する際に必要となる「2つの考え方」

「自分の力で医師になれた」と勘違いする人がいかに多いか

 前回「社会に何を還元したいのか」医療者自身が考えることが現代の「医療公害」を解決する糸口になる、と書いた。

医学部で医師一人を育てるには6年間で1億円以上の教育経費がかかっている。そのうちの少なくない割合が税金等なのだから、医師は世の中のために働き、恩返しをすべき。

ところが、自分一人の力で医師になれたと思いこんでいる人がとても多い。ちやほやされることの多い職業なので、「自分はすごい」と勘違いしているのではないか?

「自分のため」と気づけば、社会への感謝が芽生える

自分を突き動かしていたのは、自分自身への利益相反だった。手術がうまくなりたい、豊かになりたいと、「自分のため」にやっているのに気づかない勘違いは非常に危険だ。それに気づいてから、「自分が医師としてどうあるべきか」が見えるようになってきた。「すべては自分のためだった」と気づくことが、社会への恩返しを考える第一歩。

ドラゴンボールの「元気玉」がよい例

主人公自身が活躍するために、みんなの力を少しずつ分けてもらって、相手を倒す。みんなの力を使って戦うなかで、自分の存在がどんどん大きくなっていく。

「一視同仁」;中唐の文人政治家である韓愈(かんゆ)の言葉。「賢人は一視して同人であれ」賢い人は全ての人を同じように扱う。平等が民衆を動かす一番の力になると説く。

 自分が周囲から力をもらっていることを理解し、周囲に対し平等にお返ししていく。この感覚を若い医師のみなさんが持ち合わせてくれると嬉しい。

欲張らないやつは社会貢献もできない―還元したくなるほど「欲」を持つ

 社会に還元できる人間になるために大事なのが、欲を持つこと。ここでいう欲というのは、物欲でも知識欲でも名誉欲でも、人脈をつくりたいという欲でも、何でもよい。満足感が訪れると、次の欲に向かうだけでなく、「自分はこの後どうしたいんだ?」と自問する。実業家でもない限り、「還元しなければ」という思いに至る。少なからず私はそうだった。欲張らないやつは社会貢献もできない。若い医師たちに伝えています。

天野篤 医師 1983年日本大学医学部を卒業。関東逓信病院(現NTT東日本関東病院)、亀田総合病院、新東京病院 心臓血管外科部長、昭和大学横浜市北部病院循環器センター センター長・教授を経て、2002年より順天堂大学大学院医学研究科 心臓血管外科学 主任教授。虚血性心疾患(Off-pump冠動脈バイパス術)、弁膜症(弁膜症再建外科)を専門とし、通算手術数は8,000例以上。

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