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2019年10月20日

11193:「ラーメン屋の開業ですぐに1000万円失ったワケ」:俺の失敗に学んでくれ、記事紹介

清澤のコメント:眼科医で開業して15年、医師免許で守られた眼科医でも全く同じ状況です。後輩の為に敢えて言えば、開業時の設備投資は最小に。視野は自動視野計、OCTはAFにOCTアンギオ迄つけて設置し、レーザーは勿論、カルテも電子カルテとフル装備で、更に手術室まで作って新規開業する後輩達の足許の危うきことよ。保証金は家賃6カ月分だったか?コンピュータ付き物件は、リース明けで7年したら機能は時代遅れで、然も故障も多く、必ず使えなくなる。大学の若手を手伝いに呼ぶのは、そんな開業医の現状を見て貰う為。著書を本日発注、ネット記事を短縮して採録します。――――

◎川田 利明 『麺ジャラスK』店主

全日本プロレスの元トップレスラーで、現在はラーメン店を経営している川田利明さん。その奮闘ぶりを赤裸々に語ったのが、著書『開業から3年以内に8割が潰れるラーメン屋を失敗を重ねながら10年も続けてきたプロレスラーが伝える「してはいけない」逆説ビジネス学』。用意した開業資金、1000万円があっという間に消えたと語る川田さん。ラーメン店経営がいかに厳しいビジネスであるか、失敗から学んだ「俺だけの教訓」を余すところなく教えてくれた。

1、あまりに高かった「保証料」

どんなビジネスを始めるにしても、初期投資はどうしてもかかる。プロレスラーは文字どおり、裸一貫でやる職業。初期投資とは無縁の世界だ。しかし、ラーメン屋……自営業の場合は違う。すべてを買い揃えたり、リース契約を結ばなくてはいけなくなった。ただ、それ以上に大きな負担になるものが店を借りる時に必要な「保証料」。飲食店の場合、この「保証料」が高い。敷金・礼金も別にかかるわけで、店の中がガラーンとしている状態でも、お金が財布から消えてしまっている。

厨房の中も、業務用冷蔵庫が高い。高いものはリース契約をする。「これから数年後、この店は本当に続いているんだろうか?」と真剣に考えながら判子を押す。胃が痛くなるような決断は、店をやっている以上、いつまでもついてまわる。

2、開業資金はすぐ足りなくなる

厨房の中だけではない。少しでも快適に食事をしてもらえるような環境は整えていかなくてはダメだ。負担が大きいのはエアコンと券売機。客席エリアだけで何百万円も消えてしまう。財布の中の1万円札に羽が生えて飛び立っていくような感じ。

居抜きであろうがなかろうが、ラーメン屋を開業しようとしたら、少なくとも1000万円は開業資金を用意しておかないと、たぶんすぐに足りなくなるだろう。資金だけではなく、頭もショートした。

これだけお金をかけても、このお店の主力商品となるのは一杯数百円のラーメン。原価率を無視して考えても、1000万円を回収するには、毎日、どれだけラーメンを売ればいいのか?。業者の人は商売だからどんどん勧めてくる。あとになって思えば買う必要なかった、もっと安く買えたと憤ることも多かった。リサーチは徹底的にやるべき。「俺は大丈夫だ」と思っている人がいちばん危険。

3、ローンが終わっても油断するな

食洗機はラーメン屋には絶対に必要だから、すぐに購入した。開業する時に6年間払い続けることを知らずにローンを組んで購入した。店が続けば、月々の支払いはなくなると思って、耐えてきた。しかし現実は違う。ローンが終わっても支払いは終わらない「保守料」で、年間十数万円を払わなくてはいけない。契約した時点で永遠の支払いループはもう始まっている。電気代だって安くはない。月々の支払いで言えば、家賃も駐車場代もお店の保険代もかかる。

4、計算外だった「駐車場代」

さらに計算外は、お客さんのために借りた駐車場代。道路沿いに車を停めたら、すぐにパトカーが飛んでくる。まるっきり利用されない日もあるのに、同じ額を支払うのはしんどい。2号店を出すほど儲かっていないし、新たに店を出すことの大変さと出費の多さを知ってしまったら、とてもじゃないけど、その気すら起きない。資金、心身ともにもそんな余裕はなかったから、「このままここで営業を続けていく」という選択肢しか、俺には残されていなかった。

ラーメン屋でチェーン展開までして成功している人はごく一部にすぎない。過剰な夢や期待を抱くのはやめておいたほうがいいだろう。

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