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2019年7月31日

10963:近視と正視における周辺ぼけへの神経適応:論文紹介

日本の眼科が以外医学情報に川守田拓志先生が紹介した論文です。その抄録の邦文訳を採録します。「visual adaptationはコントラストや色、明るさ、動きの様な視覚に関する環境の変化を補償するために視覚系が機能的な特性を変化させるプロセスである。」

 

Vision research  2017 Mar; 132:69-77。 doi:10.1016 / j.visres.2016.09.017。 Epub 2016 12月18日。


Ghosh A 1 、 Zheleznyak L 2 、 Barbot A 1 、 Jung H 3 、 Yoon G 4 。
gyoon@ur.rochester.edu。

抄録
中心窩に光学的なぼけが存在する場合、ぼけ適応は、視力(VA)および知覚される画質を経時的に改善することができる。 しかしながら、周辺網膜におけるぼけ適応に関してはほとんど知られていない。 ここでは、中心窩と近視の両方で中心窩と中心窩(10°耳側網膜)の近視性焦点ぼけへの神経順応を調べた。 60分の順応期間中に、被験者(3人の正視と3人の近視眼)が+ 2ジオプターのピンぼけで6mmの人工瞳孔を通して2つの別々のカウンターバランスされたセッションで各網膜位置について映画を見させた。 補償光学(AO)ビジョンシミュレータを使用して完全収差補正観察下で10分間隔で視力VAを測定した。 被験者の本来の光学収差をAOで補正することにより、我々は個々の被験者の光学収差が視覚性能に及ぼす影響を回避した。 全体として、中心窩(平均±SE VA改善:-0.06±0.04 logMAR)および傍中心窩(平均±SE VA改善:-0.07±0.04 logMAR)の両方で、順応60分後に小さいが有意な改善を示した。 近視の被験者は、正視の被験者のそれ(平均±SE VAの改善:0.04±0.03 logMAR)よりも、傍中心窩VAの有意に大きな改善(平均±SE VAの改善:0.10±0.02 logMAR)を示した。 反対に、2つの屈折異常群の間で中心窩VAに有意差はなかった。結論として、我々の結果は、近視者がより大きな適応度を示している状態で、屈折異常群間の周辺部のぼやけ適応の違いを明らかにしている。

キーワード:
補償光学ビジョンシミュレータ。 適応をぼかします。 近視とピンぼけ。 傍中心窩ビジョン

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