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2019年3月12日

10531:ルセンティス10年の歩み:というパンフレットを受け取りました。

ルセンティス10年の歩み:というパンフレットを受け取りました。

2009年にラニビズマブ(ルセンティス®)が日本で発売され、2019年3月で10年を迎えた。この注射の登場により社会的失明の発生率は減少傾向になった。この間に注射の恩恵を受けた患者も多かった。
網膜静脈閉塞症(RVO),糖尿病黄斑浮腫(DME),加齢黄斑変性(AMD),病的近視における脈絡膜新生血管(Myopic CNV),といった多くの病態へ治療が広がった。
元々、抗がん剤の骨格をもとに作られたのが抗VEGF薬なのだが、ラニビズマブ(ルセンティス®)は特に眼科用に設計されたFab断片(もともとの2量体である抗体から細胞内に取り込まれる際に働くFc領域を取り外した2量体状のもの)である。このため、分子量が小さく網膜への浸透がしやすく、またFcを持たないので血管の内皮細胞に取り込まれることが少ない。したがって全身への移行が少ないという利点を持つ。
また、アルコン社は社会の要請に応えて、従来のバイアル製剤に加え、プレフィルドシリンジの製品を2014年に発売した。その製品は、使用時の利便性と共に、眼内炎に対する安全性にも優れるとの報告もある。
殊に網膜色素上皮RPEよりも上の層の病態(網膜静脈閉塞症(RVO),糖尿病黄斑浮腫(DME)、2型脈絡膜新生血管(CNV)を伴う加齢黄斑変性(AMD)および病的近視における脈絡膜新生血管(myopic CNV)には、アフリベルセプト(アイーリア®)よりも有用性が高い。

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