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2019年1月11日

10382:3)網膜硝子体手術 平形明人(杏林大) 牽引性近視黄斑症

平形先生は強度近視に見られ、網膜解離や黄斑円孔網膜剥離の原因となる網膜上の膜(myopic traction maculopathy: MTM)を硝子体手術で取り除くという手術の解説を無さいました。平形先生によると、この膜は病的な後部硝子体膜であって内境界膜ではなく、これが硝子体画網膜に牽引をかけており、これを取り除くことで網膜の復位が期待できるという事です。その膜は視認が難しくICGなどで染めることが必要です。RS(レチノスキシス)タイプ、FD(フォベアルデタッチ)タイプ、MH(マクラホール)タイプに分けられます。2000年頃から硝子体手術が施行されるようになっていますが、ガスタンポナーデ無しでも術後に網膜はゆっくりと復位するそうです。時には、眼軸を短くする強膜短縮の併用も行われます。東京医科歯科大島田先生や、千葉大の馬場先生等、過去に一緒に仕事をしたことのある先生方の最近のお仕事も加えて紹介されていました。  お話は、一つ一つの言葉を丁寧に選んで説明されている印象で、全てはわからぬなりに納得できるものでした。自分では行う事のない手術ですが、この疾患がまだ標準術式が確立されたとは言わぬまでも、今どのように扱われようとしているのかが聞き取れ大変参考になりました。将来の眼科医会のビデオライブラリーの対象にもよいかもと思いつつ帰宅しました。

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