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2018年11月8日

10251:「コンタクトレンズ材料の柔らかさと臨床的意義」というセミナーレポートを受領

コンタクトレンズ材料の柔らかさと臨床的意義:

201811082032

ジョンソンエンドジョンソンの担当者が本日「コンタクトレンズ材料の柔らかさと臨床的意義」というセミナーレポートを持ってきてくださいました。その作成者は以前にお会いしたことのあるJJビジョンケアカンパニーの丸山邦夫氏です。第61回日本コンタクトレンズ学会総会シンポジウム2、2018年7月16日の概要だそうです。弾性率(ヤング率)は値が小さいほうが柔らかいのだそうです。

 ――概要です――

視力矯正、安全性、快適性の3要素が求められるコンタクトレンズ。弾性率、つまり柔らかさは、安全性(前眼部への物理的負荷)、快適性(装用感)に影響を及ぼすことがある。

Key message

・前眼部に機械的障害を引き起こさないためには弾性率の低いコンタクトレンズを

・弾性率の低いコンタクトレンズは装用感に優れている

・異なる方法で測定しても弾性率は比較できない。同一条件での測定方法で製品を比較することが望ましい。

コンタクトレンズにおける機械的特性の重要性

機械的特性には弾性率やレンズデザイン、表面特性があり、安全性や快適性に影響を及ぼす。各製品で弾性率に大きな差があり、2週間物では0.6から1.6でセノフィルコン(ワンデーオアシス)は0.6で最も柔らかい。また1日使い捨てならエタフィルコン(ワンデーモイスト)が0.2で最も柔らかく、トゥル―アイやオアシスの0.6程度よりも柔らかい。

安全性には機械的特性が関係している。

・Epithelial splitting (Superior Epithelial Arcuate Lesions: SEALs): 角膜上方輪部に沿った弓状の角膜障害、輪部から角膜側に3ミリほど。弾性率の高い(硬い)第一世代で出易い。

・球結膜染色:エッジリフトの下がったデザインでは摩擦でこれを生ずる。

・リッドワイパーエピテリオパシー(LWE)瞬目時にレンズ表面と眼瞼縁結膜との摩擦で生じる結膜上皮障害。リサミングリーンで染色される。表面摩擦の少ない方が出にくい。

弾性率が低いと、装用感、快適性が良い

・柔らかいと装用感が良い。滑らかであると装用感に優れる

・弾性率の低いレンズは装用感や快適性を高め、前眼部障害の防止となる。

フライヤーによればhttp://acuvue.jp/semina-/JCLS2018 でも見られるそうですが、まだ未掲載のようです。(清澤注)

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