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2018年11月7日

10248:筑波大学聴覚支援特別学校副校長先生ご来訪

筑波大学附属聴覚特別支援学校 (聾学校)の学校医の定年を私は来年度で迎えます。それで、市川市北部で医科歯科大学教養部の隣にある聾学校から、副校長と保健担当の先生が感謝状とお菓子を持って、初めて当医院をお訪ねくださいました。

「学校のことで何か気が付いたことを何か一言」と聞かれましたので、「保健室の先生が学校全ての生徒の名前を一人残らずしっかり覚えていることです」とお答えしました。江東区の小中学校では一学年の生徒数が100人を超えます。ですから、全校生800人の顔を見たらひとり残らず名前が言えるというのはちょっと難しいでしょう。筑波大学付属聴覚特殊支援学校では、学年の人数が一桁ですから、新規入学生の名前を一旦覚えれば、幼稚部、小学部、中学部、高等部、専攻科と毎年覚えなおしているわけではないとのお答えでした。先生方の定年は60歳で、再雇用はありますが、非常勤とはいえ、私はそれを超えています。市内近隣で、聾唖者に理解のある眼科医を推薦してほしいと頼まれました。

日付は来年末になってます。

パリの世界で初めて設立された聾学校の話も出ました。この学校は日本最初の筑波大学付属聾学校の姉妹校となっています。住所で当たってみたら、ルーブル美術館からオペラ座に向かう通りの中間ぐらい(地下鉄ピラミッド駅)を右に少し入ったあたりで、東京銀行やジュンク書店など日本人も多い界隈にあるようでした。

私の出身地は長野県で、副校長先生の出身は青森県という事から、リンゴの話になりました。青森と長野のリンゴについて少し調べて見ましたら、多少の蘊蓄が解りました。

りんごの2大生産地といえば青森県と長野県です。でも生産量は青森70%、長野20%くらいと青森の方がずっと多いようです。

【青森りんご】は、食感がぱりんとしていて固く、さわやかな酸味があるのが特徴だそうです。それに対して、長野県の【信州りんご】は、密たっぷりで甘さが特徴であるとのこと。関東にも多く出荷されていて、都内のスーパーでよく見かけるりんごは長野県産が多いのではないか?という説もあるようですが、これには反論も出ていました。同じ品種でも、信州産は青森産のりんごに比べて甘いと言われ、酸味が少ないので食べやすいそうです。

前にもご紹介しましたが、難聴に眼白児症を伴うワールデンベルグ症候群2型という物があります。この聾学校では学年に一人くらいの頻度でその症候を示す生徒が居ました。その子たちの情報を集めて論文にした(★)のは、15年前の2003年でした。若くて研究心に溢れていたころの思い出です。2015年以降、最近になると: 原因遺伝子は単一ではなかった模様ですが、「A 280kb heterozygous deletion at the 22q13.1 chromosome region (including SOX10) was detected」等の報告が20件も出ています。

★Clinical findings in Japanese patients with Waardenburg syndrome type 2. Jpn J Ophthalmol. 2003 Jan-Feb;47(1):77-84. Ohno N1, Kiyosawa M,et al:

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