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2018年11月5日

10244:預金封鎖に備えよ マイナス金利の先にある危機;読書録

2016/10/20 小黒一正 (著)

預金封鎖に備えよ マイナス金利の先にある危機 – 小黒一正 ¥1,620

清澤の印象録:確かに日本の財政破たんは来そうです。残念ながら、それに対して示された対策や認識は官僚的な視点からで有り、個人の役に立つ助言は少ないと感じました。諸に戦後を生きた私の父や祖父たちが生きていたら、今から何をしておけと言っただろうか?と考えてしまいました。

内容紹介(アマゾン):マイナス金利政策を含む現在の異常な金融政策の失敗は、日本を〝第2の敗戦〟に陥れるかもしれない――。

あなたの預金が下ろせなくなる!ヘリマネ、財政ファイナンス、資産課税…元財務官僚が、最悪のシナリオを予測!「国家の収奪」に備える資産防衛法も解説

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日本では第二次世界大戦の直後、「預金封鎖」「通貨切り替え」「財産税」などの国民資産を暴力的に収奪する政策が断行された。消費税増税が延期され、財政破綻がいっそう現実味を帯びるいま、再びそのリスクが迫っている。元財務官僚の経済学者が、最悪のシナリオを予測し、「国家の収奪」に備える資産防衛法についても解説する。

【内容】抜き書き

序章 預金封鎖への道

増税延期で現実味を帯びてきた「財政破綻」。限界は数年後に訪れる。

金融政策の原資は私たちの預金である。金利正常化で財政はにわかに逼迫し、国債とともに我々の預貯金が消滅する。

◆第1章 消費税増税なくして財政再建なし:これを消費税増税延期の衝撃という。

◆第2章 失敗だらけの金融政策

「マイナス金利政策」はやがて行き詰まる。なぜならマイナス金利はデフレを深刻化させるし、新規国債発行か預金課税かの2択でしかない。日銀がマネタリーベースを拡大しても、民間融資は増えない。

◆第3章 財政再建、待ったなし

近未来の債務残高のGDP比は320%超になる。小泉政権時代と違い、現安倍政権では財政再建の本気度がない。本気なら社会保障改革も難しくはない。(健康保険の自己負担率引き上げ、軽微疾患の負担引き上げなども提唱)

◆第4章 終戦直後の教訓――財政はいかにして〝健全化〟されたのか

国民の激しい痛みなくして財政健全化は無い。インフレ抑制の為と称して預金封鎖と新円切り替えが行われた。9割もの過重な財産税や、非戦災者税なども掛け、富裕層を没落させた。戦時の軍需費を国は支払って、100%の税で回収など。財政健全化に大きく寄与したのは、預金封鎖中のインフレ。抜け道はそれなりに有ったらしい。

◆第5章 財政危機に「出口」はあるか――国と個人の〝処方箋〟を考える

財政危機はどのように訪れるか――東京財団の政策提言。

日銀の「脱出戦略」のカギは預金封鎖にあるらしい。(注:詳細は理解できず。)著者は、資産防衛の決め手は「仮想通貨」かというが?。

◎最も確実な「資産防衛策」とは。①資産を仮想通貨に替える。②海外に移す、③株や不動産に替えるーーーなるほど、しかしこれらは、資産を持たない若者世代には無益。

次に、備えるべきことは、①自分に投資して能力を高めておく。②しっかり財政再建できるような方向にコミットする。

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