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2017年12月10日

9420:オリエント急行殺人事件:映画を見てきました。

クリスマスが近づく日曜日。今日は映画:オリエント急行殺人事件を新宿で見てきました。ニューヨーク-パリ間を無着陸で飛行し、有名になったリンドバーグが、その子供を誘拐され殺害された事件をモチーフにしています。ポアロを演じているのが監督自身だそうです。とても美しい画面です。舞台は第1次世界大戦後(1933年頃)のバルカン半島を走るオリエント急行。ウィキペディアを参考にその時代も眺めてみましょう。

オリエント急行殺人事件』(原題:Murder on the Orient Express)は、アガサ・クリスティによって1934年に発表された長編推理小説です。同年、 ドイツでは同年に国民投票によりヒトラー総統という地位が承認されています。1938年3月にはオーストリア併合の後、間もなく1939ドイツはポーランドへとなだれ込みます。いかにも世相も落ち着かない不安な時期です。私はこのころの不安な世相のヨーロッパの物語が大好きです。

リンドバーグ事件はこの2年前で1932年です。初の大西洋単独無着陸飛行に成功したことで有名な飛行士チャールズ・リンドバーグの長男チャールズ・オーガスタス・リンドバーグ・ジュニア(当時1歳8ヶ月)がニュージャージー州自宅から誘拐されました。現場には身代金5万ドルを要求する手紙が残されていました。10週間に及ぶ探索と誘拐犯人との身代金交渉をしたが、5月12日に邸宅付近でトラック運転手が、長男が死亡しているのを発見しました。

この物語のあらすじ:

中東での仕事を終えたポアロは、イスタンブールカレー行きのオリエント急行に乗り、ヨーロッパへの帰途に就く。一等車両にはポアロの他、様々な職業、国の出身者が乗り合わせ、季節外れの満席となっていた。その中の1人、アメリカの富豪サミュエル・ラチェットがポアロを知り、話しかけてくる。彼は脅迫状を受け取っており、身の危険を感じてポアロに護衛を依頼する。しかしポアロは興味を持たず、またラチェットに良い印象を持たず、これを断る。

列車がヴィンコヴツィブロドの間で積雪による吹き溜まりに突っ込み立ち往生する中、翌朝、ラチェットの死体が彼の寝室で発見される。彼は、何らかの刃物により全身を12か所に渡ってメッタ刺しにされて殺害されていた。現場には燃やされた手紙が残されており、そこから解読されたのは「小さいデイジー・アームストロングのことを忘れ」という言葉だった。ラチェットはかつて、富豪アームストロング家の令嬢である幼いデイジーを誘拐して殺害した犯人だった。最初に容疑者と目されたデイジーの子守り役の少女は投身自殺し、妊娠中だったアームストロング夫人が事件のショックで早産して母子ともに死に、夫のアームストロング大佐も夫人の後を追って自殺した事件のことはポアロもよく知っていた。ラチェットの正体を知ったポアロは捜査を始め、友人で国際寝台車会社(ワゴン・リ)重役であるブックと、乗り合わせた医師コンスタンチンと共に事情聴取を行う。雪に閉ざされた列車からは犯人は逃げられないはずだが、乗客たちのアリバイは互いに補完されており、誰も容疑者に該当しない。

困惑しながらもポアロは真相を導き出し、乗客たちに二つの解答を提示する。一つは、何らかの理由でラチェットと対立していたギャング等の人物が途中の駅で列車に乗り込んでラチェットを殺し、すでに列車から降りたというもの。列車がすでに違う標準時に入っていることをラチェットも乗客たちも忘れていたとすれば、乗客たちの証言とのつじつまは合う。それはあり得ないというコンスタンチンたちに対し、ポアロはもう一つの解答を話し始める。

注:ヴィンコヴツィブロドはバルカン半島にあり、その地名だけでも最近のバルカン紛争で戦場になったようでもあって、現在でも話題性があります。

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