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2017年11月18日

9359:謎が謎呼ぶ背景 日馬富士の凶行とモンゴル力士会の深い闇:記事紹介

謎が謎呼ぶ背景 日馬富士の凶行とモンゴル力士会の深い闇 20171117(記事の概要と感想)

清澤のコメント:

人が新しい社会に踏み込んで行くとき、先輩とか同郷とかといった関係は大きくその人の将来を左右する。それは会社においても、実社会においても、また学界においてさえもそうだったと思う。

  何かにつけて差別さえもされかねない立場であれば、その結集への想いは切実であったろう。今回の日馬富士の暴行の原因をそこに見出したこの記事は、最も明確に事件の本質を説明しているのかもしれない。

「日馬富士が日本の相撲界を離れても困らないから。」といった議論は、それに比べれば数段稚拙な推論と言えるのではなかろうか?

 

それほど切実なものではなかったけれど、この記事を読んで30年ほど前に「日本人と馬鹿にされるよりは、嫌われるほうがまし」と思いつつ過ごした海外での日々を思い出したものである。尤も、その感覚を持って帰国してからのしばらくは、周りと調子を合わせるのにずいぶん苦労した思いもある。

 

謎が謎呼ぶ背景 日馬富士の凶行とモンゴル力士会の深い闇
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左から談笑する日馬富士、鶴竜、白鵬(C)共同通信社

世間を揺るがしている横綱日馬富士(33)の暴行事件。――さまざまな臆測が飛び交い、謎が謎を呼んでいるが、この事件は加害者、被害者、そして周囲にいた人物がすべてモンゴル人力士というのがカギだ。

ことが起きたのは先月26日。巡業中の鳥取市内でモンゴル力士会という名目の飲み会が開かれた。ここで日馬富士は説教中にスマホをいじるのをやめない貴ノ岩(27)にビール瓶を振り下ろしたわけだが、“凶行”に至ったのは後輩力士が発したある一言だったという。

日刊ゲンダイの取材によれば、何を言っても右から左の貴ノ岩に日馬富士がヒートアップ。「オマエの相撲はなってない!」と口角泡を飛ばし、説教はいよいよ熱を帯びてきた。これには貴ノ岩もいい加減、ウンザリしたのか、言ってはいけない言葉を口にした。

 

「僕は先輩と違って、マジメに相撲をやってんですから!」

 

このひと言に日馬富士はビール瓶で一撃を食らわせ、馬乗りになってさらに殴った……というわけだ。――

 

■白鵬も鶴竜も見て見ぬふりか

 

ここでひとつ疑問が生じる。その場には白鵬(32)、鶴竜(32)の2横綱に加え、照ノ富士ら他のモンゴル人力士も数名いた。

 

3) モンゴル事情に詳しいメディア関係者は、――
「この事件の背景にあるのが、角界におけるモンゴルコミュニティーです。彼らは横のつながりが非常に強い。喜びも悲しみも苦労も分かち合い、団結してきた。当然、『困っている』力士がいれば、『助けて』やる。だからこそ、日本人力士の牙城を崩し、一大勢力を築くことができた。この10年の計59場所でモンゴル人力士が53度優勝しているのも、その成果です。貴ノ岩の言葉は『僕は誰も助けないし、誰の助けもいらない』ということ。それはつまり、彼らの団結を否定し、冷や水を浴びせたようなものです」

すでに引退している、モンゴル人の元力士もこう言った。

「私も白鵬や日馬富士らと同じ時期に来日した。右も左もわからず、言葉も通じない。せめて気が休まるのが、同じモンゴル人とモンゴル語で会話するときだけだった。白鵬や日馬富士も含めて、私たちは夜になると両国の公園に集まって飲み会をしていた。お酒を買うお金もないので、部屋の冷蔵庫からこっそり持ち出していましたよ。」

 

■貴乃花部屋入門で変わった貴ノ岩
今回、事件の発端となったモンゴル力士会は元小結の旭鷲山がつくったもの。設立からかれこれ22、23年は経っている。
「貴ノ岩は貴乃花部屋に入門してから変わった。貴乃花親方(元横綱)は現役時代に八百長なしのガチンコ力士で鳴らしただけに、弟子のなれ合いにも厳しい。いくら同郷とはいえ、ライバルと酒を飲むなんて言語道断、と考えている。そんな親方の教育もあって、貴ノ岩はモンゴル勢と距離を置くようになった」――

説教中にスマホをいじっていたとはいえ、それだけで横綱がブチ切れるわけがない。暴行に至った背景には、モンゴル人力士ならではの深い闇がある。


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