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2017年11月8日

9332:「直感はわりと正しい 内田樹」読後印象録

直感は「直感はわりと正しい 内田樹の大市民講座 内田樹 著 朝日文庫」読書印象録
文化人である女子大の教授が記載した誠に尤もな議論が600文字に凝縮されている。そのアエラに収載された多数のコラムが収載されているのが本書である。中には凝縮されて第1講から7講がまとめられている。まあ言ってみれば、小池知事が嫌ったいわゆるラジカル派保守グループに属する人の発言だろう。文中には、憲法にも擁護的な言辞が並んでいる。読むことをお勧めしたい本である。
例えば:152ページ【「いじめ」がもたらす本当のリスク】では次のように述べている。
もし、「立場上反論や反撃が許されないものに、暴力をふるい、屈辱を与え、生きる気力を失わせる」ことを「いじめ」と定義するならば、今メディアが学校の教師たちや教育委員会に対して行っていることは、そのまま「いじめ」である。--それらの言葉を口にしている人間の表情は「中立的な命題を語っている人間」のそれではない。ーーそれは「級友をいじめている子供」の顔である。
ーー「いじめ」は精神的に未熟な人に固有の現象である。--彼らには、自分とともに集団を構成している同胞 (とりわけ弱い同胞)たちのパフォーマンスを向上させて、「集団として生き延びるか」という問題意識がない。ーー
構成員中の「無力な人間」の比率が上がるほど、「集団ごと」淘汰されるリスクが増えるのでは、と不安になることが彼らには無いのだろうか。


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