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2017年9月17日

9186:最新の網膜硝子体手術 門之園一明先生 を聞きました。

TVS_IMAG1421_ORimageC103012「最新の網膜硝子体手術」を横浜市大視覚再生外科学門之園一明教授に伺いました。浦安マクラクラブ:2017年9月15日オリエンタルホテル東京ベイ

最近、日本眼科学会では古い日本眼科学会雑誌の内容を英文に直して公表するようになり、日本人の古い業績が世界的に認知されるようになっているのだそうです。硝子体手術といえばマカマーかと思いがちですが、最近は硝子体手術を世界で初めて行ったのも、オープンスカイビトレクトミーを世界で最初に行ったのも日本人であったということが理解されてきているという辺りから話は始まりました。

次に、従来のように術者だけが顕微鏡を覗いて、立体的に術やを見るのではなく、室内の皆が3D眼鏡をかけて3Dモニターを見て立体視の有る状態で手術を行う「3Dヘッドアップ手術」が行われるというこのシステムの紹介がありました。これだと、網膜障害の少ない弱い光量でも手術でき、ことに若い医師とその画像を共有しながら手術をさせて指導すると、術者が何処で迷っているかなどが的確に解り、教育効果も高いそうです。

後半では、ほぼ赤血球の直径7ミクロンに当たるような細い内径20ミクロンのチューブで注入針を作って、それを網膜中心動脈や静脈に差し入れて血栓溶解剤で少しポンピングをしてやると、血栓が除かれて血流の再灌流ができるというお話でした。

私も先日、東京医科歯科大学の会で門之園先生のお話を伺い(2016年05月22日 7773:網膜血管障害の血管内治療(門之園一明教授):TMDUフォーラム聴講印象記2:https://www.kiyosawa.or.jp/archives/54648175.html )①若年者で外傷に続発した網膜中心動脈の閉塞症一例と、①高齢者の網膜中心動脈閉塞症の一例を手術してもらっています。このようなお話を伺ったあとでは、しばしばその手術の適応になるだろうかという症例に出会うものです。心して、診療を続けたいと思います。網膜虚血は時間単位で網膜細胞を傷めまるので、手術は早いにこしたことはないのですが、発症後1月までは手術できる可能性があるそうです。


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