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2017年9月17日

9184;「眼内腫瘍の診断」 後藤浩 (東京医科大教授)聴講印象録

0f91b392「眼内腫瘍の診断」 後藤浩 東京医科大教授

眼内に見られる腫瘍性病変を良性腫瘍と悪性腫瘍に分けて、その症例写真を示しながら診断に有用な特徴を示されました。その聴講メモです。お話に出てきた腫瘍の多少を示す後藤先生の自験例数を本文に赤字で示しておきます。

https://www.kiyosawa.or.jp/archives/54613867.html

あえて本日の司会をお引き受けしたのは、この御著書を以前に読んでいたからです

1、良性腫瘍

1)ぶどう膜

(1)虹彩;

嚢胞:角膜内皮細胞障害の可能性。色は無色から黒と様々。

母斑:母斑か黒色細胞腫かは問われる。

黒色細胞腫:色素性緑内障を起こす可能性。

神経線維腫:レクリングハウゼン病、Lisch結節とも

(2)毛様体:見つかりにくく、メラノーマにも見える。

嚢胞/ 腺腫/ 黒色細胞腫/ 平滑筋腫/ 神経鞘腫

(3)脈絡膜

母斑:厚さは1mm以下で、直径5mm以下、滲出性網膜剥離合併も

血管腫(46例):隆起して孤立性と限局性の脈絡膜血管腫あり。FAとICGAが診断に有効。右目に多い。Sturge-Weber症候群の例も。

骨腫:若年女性、CTで診断の駄目押し

2)網膜・視神経乳頭

(1)網膜

血管腫:後天性網膜血管腫 49例(vasoproliferative tumor of retina)とフォン・ヒッペル・リンドー病が有る。視機能を犯すこともある。

PRE過形成:黒く境界鮮明で隆起しない

星状膠細胞腫:

(2)乳頭

黒色細胞腫:(メラノサイト―マ)乳頭上で黒色。視野障害の合併が多い。

血管腫:傍乳頭血管腫(血管芽腫というが良性)

悪性腫瘍

1)ぶどう膜

(1)虹彩:転移性虹彩腫瘍(70例)、男:肺がん、女乳がんの原発多い。生命予後不良。ドーム状。網膜剥離合併も。

(2)毛様体

(3)脈絡膜:脈絡膜メラノーマ(125例)は厚さ1.5mm直径5mm以上。滲出性剥離合併も。診断のカギは増大。60歳。10年生存率は60%。ヨーソ123-IMPスペクトも。

2)網膜・視神経乳頭

(1)網膜

網膜芽細胞腫(本日は省略)

腺癌

(2)乳頭

メラノーマ

3)その他

(1)悪性リンパ腫(硝子体網膜リンパ腫 107例):硝子体混濁型と網膜下浸潤型がある。

(2)白血病:ALL, AML,CMLなどで、ロート斑を示す。

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