メキシコ沖で発生したマグニチュード(M)8・1の巨大地震で、発生から一夜明けた現地では次第に被害状況が明らかになっている。死者は日本時間9日午後1時までに61人に上った。現地では多くの建物が倒壊しており、死者が増える恐れがある。米地質調査所(USGS)は、現地の状況から被害が甚大になる可能性を指摘している。

AP通信や米CNNによると、確認された死者はいずれも同国南部のオアハカ州で45人、チアパス州で12人、タバスコ州で4人。

USGSの研究者は被害規模について、「現地のインフラや人口密度、地震の種類、過去のデータなどを総合して、死者は1千人から1万人、経済損失が10億ドル~100億ドル(約1100億円~1兆1千億円)に上る可能性がある」と話している。(メキシコ市=田村剛、サンフランシスコ=宮地ゆう)