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2017年6月14日

8936:「目の健康講座」(毎日新聞社と大阪府眼科医会)関連記事紹介

毎日新聞社と大阪府眼科医会の「目の健康講座」関連記事紹介

清澤のコメント;「眼科医に賢くかかる」 7月1日に第10回「目の健康講座」が開かれる。「大阪府眼科医会5氏座談会」という記事が毎日新聞(2017年5月23日)に出ています。その読後印象記としての要点を採録します。詳しくは元記事をご覧ください。

眼科医会:電話相談や夜間救急も 佐堀彰彦さん
白内障:症状で困れば手術の時 森山穂積さん
緑内障:40歳めどに詳しく検査 檀上眞次さん
糖尿病網膜症:重要な内科医との連携 辻川元一さん
網膜剥離:予後のため早期受診を 山田晴彦さん

ーー以下に記事の概略を採録ーーーーー

毎日新聞社が大阪府眼科医会と共に毎年開催している「目の健康講座」が今年第10回を迎え、7月1日、大阪市北区の毎日新聞オーバルホールで開かれる。開催を前に、同眼科医会の佐堀彰彦会長と3人の副会長、学術担当理事の5人に、「賢い眼科医のかかり方」をキーワードとして、主な目の疾患の症状や治療法などを話し合ってもらった。【藤原規洋】

◎大阪府眼科医会会長 佐堀彰彦:

--佐堀会長から大阪府眼科医会の紹介と取り組み
大阪府眼科医会は、1893(明治26)年に前身の大阪眼科医会が創立された。会員は現在1300人を超える。 市民向けに市民公開講座等、10月には目の愛護デー関連行事として「目のすべて展」を開催。 

◎大阪府眼科医会副会長 森山穂積

--中高年に多い目の疾患は、白内障。
白内障は年齢とともに起こる病気。視力低下、かすみ、メガネが合わないなど。白内障かどうかは眼科医で診断。

--賢く眼科にかかるには。
手術の時期とどこで受けるか。白内障は進行がゆっくり。自覚症状が強くなったら手術。眼科医の説明をよく聞き、自分で判断。自身が困る場合に手術を。

--受ける場所?
白内障手術は日帰りが多い。しかし、他の病気を持っている場合などは入院した方がいい。

◎大阪府眼科医会 檀上眞次
--後天的な失明原因で一番多い緑内障。
緑内障は40歳以上の約5%。知らないうちに進行し、高齢になって視力、視野障害が進み不自由することがある。

--いくつかのタイプがある。
眼圧が上がることで血流が低下して視神経が傷むのが基本病態。正常眼圧でも進行するタイプがあり、日本人に多い。突然、急激に眼圧が上がる急性緑内障もある。

--慢性だとどんな症状。
視野が狭くなり、高齢になって失明。 もう一方の目で視野を補ったり記憶と経験で補ったりする。なかなか気付かない。

--眼科医にかかるタイミングは。
40歳を超えたら、眼科受信が大切。OCT検査や視野検査、眼圧測定などを行う。人間ドックもいい機会。

--緑内障と分かればどう対処すればよいか。
どのタイプの緑内障か、どういう注意が必要かを担当医に聞く。治療は薬物療法が基本。手術が必要なこともある。手術の目的は進行を遅らせること。

--他の診療科との情報交換も大切。
他科医師の投薬に注意してもらう必要がある。眼科医で、緑内障かどうか判断してもらうことが大切。

◎大阪府眼科医会副会長 辻川元一

--後天的失明原因の第2位で、患者が増えているとされる糖尿病網膜症について。

糖尿病が原因となって毛細血管が弱り、目に障害を起こす病気。糖尿病患者の約3割に網膜症が出る。失明する人もいる。

--糖尿病網膜症になるとすぐ失明するか。

網膜症は糖尿病になって10年から15年くらいで出てくる。症状は次第に重くなって失明に至る。糖尿病網膜症を防ぐには糖尿病を改善すること。血糖値をしっかりコントロールすることが大切。

--どんなタイミングで診てもらったらいい?
まず、内科で糖尿病があると判断された時点で眼科受診。この時点ではほとんどの人はまだ網膜症は無い。初期は自覚症状がなく油断しがち。いったん落ちた視力は回復させることが難しいので注意。

--内科医との連携が必要。
目の症状に応じて内科でも投薬調整が必要。糖尿病眼手帳を使って医師同士が連携しながら治療をする。病状が進行すると、治療費が高額になる。しっかり血糖コントロールを。

◎同眼科医会学術担当理事 山田晴彦
逆に眼科で糖尿病が分かる人も多い。

--網膜剥離について。

網膜剥離は、網膜に穴や裂け目ができる裂孔による網膜剥離が多い。外傷性の他、老化現象としても表れ、入院手術が必要になることが多い。

--どういった場合に受診?。
前駆症状がみられる。代表的なのは飛蚊症と光視症。すぐに受診を。

--症状が出てもどうもないことがあるか?。
こうした症状は単なる年齢による変化としても起こる。前駆症状に加えて視野が欠けてくる、視力が急に下がった、あるいは水の中からものを見ている感じ、などの場合は、網膜剥離が進行している可能性がある。

--治療はどのように。
穴が開いてすぐならばレーザー治療で治ることもある。網膜が剥離してしまえば手術が必要。飛蚊症や光視症など前駆症状が新たに出たりひどくなったら、早く眼科を受診。必要なら手術ができる病院を紹介してもらう。時間がたって視力に影響が出ると、後遺障害が残ることも。

  

◎最後に、賢く眼科にかかるポイントを教えてください。

少しでも目に異常を感じたらすぐに眼科受診を。必要があれば専門の医療機関を紹介する。最近は目の病気の情報が氾濫しているが、素人判断は大変危険。緑内障や糖尿病網膜症のように初期には自覚症状がほとんどない病気もある。目は専門性が高いので、眼科のかかりつけ医を持っていただきたい。

症状がなくても、生活習慣病で内科を受診している方や血縁に同じ病気の人がいる方、あるいは40歳になったからという理由で受診してもよい。病気は早期発見・早期治療が最も重要

  


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