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2017年5月15日

8845: 緑内障、進行防ぐには=答える人・山本哲也教授:記事紹介です

緑内障、進行防ぐには=答える人・山本哲也教授(岐阜大大学院・眼科学)
きょうのセカンドオピニオン から引用します。

眼科医清澤のコメント:穏当な記事です。「40歳以上の5%、460万人が緑内障と推計されていますが、治療を受けているのは約50万人。 近年は「光干渉断層計」と呼ばれる高性能の検査装置が普及しました。自覚がない早期に検査を受けることは失明予防の観点からも重要です。」あたりが要点でしょう。
 当医院でもご受診くだされば、①眼底評価、②光干渉断層計(視神経乳頭分析と黄斑マップ)、そして③視野検査と順に検査を進めて緑内障の有無の診断を付けて、必要に応じた点眼を開始します。光干渉断層計の黄斑マップが最も鋭敏に視野変化が現れる前の緑内障(その略語がPPG:preperimetric glaucoma)を検出してくれます。

毎日新聞2017年5月14日 東京朝刊

 Q 緑内障、進行防ぐには

 2年前に緑内障と診断され、点眼薬「ミケラン」を処方されましたが、症状が進み「タプロス」になりました。どうすれば進行しなくなりますか。(東京都杉並区、女性、46歳)

 A 点眼薬きちんと使用

 緑内障は日本人の失明原因1位の疾患で、眼球内の圧力(眼圧)が高まり発症します。眼球は、房水と呼ばれる水が循環して球形を保っています。房水は主に角膜と虹彩(黒目の周囲)が接する部分から排出されますが、何らかの原因で排出されにくくなると、眼圧が高まり、視神経が障害されます。放置すると、多くの場合、長期間(10~20年)かけて進行し、失明することがあります。

 このため早期からの治療が重要です。最優先されるのが点眼薬で眼圧を下げる薬物治療です。タプロスなどの房水の排出を促進する薬(プロスタグランジン関連薬)やミケランなどの房水の量を抑える薬(β遮断薬)が使われます。プロスタグランジン関連薬は、β遮断薬に比べ、眼圧下降効果が大きい、全身的な副作用が少ない、1日1回で済むなどの利点があります。しかし自覚症状がないため、きちんと点眼薬をささない人が多くいます。近年は配合点眼薬も登場し、便利になりました。決められた使用法を守ってください。

 緑内障の進行を防ぐ生活習慣はまだ明らかではありません。有酸素運動が有効と考えられていますが、効果は確認されていません。日本人では眼圧が正常でも緑内障になるタイプが多く、患者の7割が該当します。40歳以上の5%、460万人が緑内障と推計されていますが、治療を受けているのは約50万人です。

 近年は「光干渉断層計」と呼ばれる高性能の検査装置が普及しました。自覚がない早期に検査を受けることは失明予防の観点からも重要です。【聞き手・高野聡】
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