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2017年2月3日

8551:『フェムトセカンドレーザーを併用した新しい白内障手術の実際』 慈恵医大常岡寛(第3回TMDU眼科病診連携の会 特別講演2)

無題『フェムトセカンドレーザーを併用した新しい白内障手術の実際』 東京慈恵会医科大 常岡寛(第3回TMDU眼科病診連携の会 特別講演2)

(神経眼科医清澤のコメント:あれは、平成6年頃のことだっただろう。この常岡先生が助教授だったころに、当時の参天製薬の東京支社に有ったウエットラボで、他大学の助教授を拝命していた私は白内障手術の手ほどきを受けた。当時、CCCや破嚢問題など白内障手術についての迷いの多かった私は、彼の手ほどきに感動し、彼の勧めた側方アプローチに全面的に改宗したものであった。それ以来、この常岡教授は、(東北大と医科歯科大の多くの優れた術者諸氏とともに、)私の白内障手術の心の師だったわけである。私の方は開業の後には、自前の手術室を持たなかったこともあって、後輩諸氏に白内障手術を頼むようになってしまった。
 今日のお話で、常に先を行く常岡教授は、「若い医師とベテランの両者に、この術式は適している」とお話になった。おそらく今後、私がフラックスを自分で手にすることはないであろうが、このご講演はとても慕わしく、励まされるものを感ずるご講演であった。 本日の印象として、現在のフェムトセカンドレーザー白内障手術という呼び方は、今後はこの演題のようにフラックスになってゆくかもしれない。ーー)

FLACS(フェントセカンド レーザー アシステッド カタラクタ サージェリー)
 レーザーで再現性の高い水晶体摘出術を行う

どうしてそんなもんかったんですか?
1、なくても困らないでしょう?

xCCCは習熟すれば正確にできる
・完全に満足なCCCは熟練しても75%(絶対に勝てない)
・6mm以上の大きな前嚢切開が可能
・脆弱例によい。
・フェイコの安全度が格段に高い

2、手術がつまらなくなるでしょう?
・症例に応じて適切な作図・設定値を考えるので指示が着実に手術に反映する

3、時間がかかるでしょう?
・術者がレーザーも担当すれば10分延長しますが、レーザーを他の医師が行えば延長にはならない。手術機械が一体化すればそれも短縮される。

4、難治例に対応できないでしょう
・チン氏帯脆弱例に最適。成熟白内障も何度は下がる。

5、高価すぎて割が合わないでしょう?
・現時点での最も大きな問題購入、維持費消耗品代は高い。
・インターフェイスが5万円

慈恵医大での実績 210例

FLACSの将来性:
1、超音波の使用量が激減
2、一定の大きさの正円CCCを中央に作成できる
3、好きな位置に好きな大きさの穴を前嚢に開けられる。(本人の水晶体嚢を残して調節力のある水晶体を作るという夢lensrefillingへの応用も。)

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