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2017年1月10日

8475:「近視ブーム」若者に猛威:記事紹介

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健康狂想曲 . 序章・日本人のカラダ/5 「近視ブーム」若者に猛威:という記事が1月6日の毎日新聞に出ていました。4つのテーマを取り上げておりますのでその概要をご紹介します。( 毎日新聞2017年1月6日 東京朝刊)
1、室内生活の増加で近視が増加
2、「屋外環境でのみ得られる『バイオレット光』が、近視の進行を防ぐ
3、近視の増加を踏まえ、昨年7月、日本近視学会が発足
4、注目されるのはオルソケラトロジーと、アトロピンを100倍に薄めて差す手法
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目の検査をする木下望医師(左)=さいたま市浦和区の眼科クリニックで

 日本人と言えば眼鏡姿。世界からそんなふうに見られた時代もあった。今、目の良い人が周囲にどれだけいるだろうか。日本人の視力の実態は?

 ●室内生活の増加で

 2016年度の学校保健統計調査(速報)で「視力1・0未満」の割合は、現在の統計の取り方を始めた1979年以降、小中学校、高校ともに過去最悪となった。

幼稚園は27・94%、小学校は31・46%、中学校は54・63%、高校は65・98%。  ーー現代との単純比較はできないが、戦後、急速に子どもの視力低下が進んだといえる。

 ーーーテレビゲーム機、パソコン、スマートフォンが開発され、生活が便利で快適になる一方で、近くばかりを見て過ごす時間は増えていく。近視になるための環境は整っている。

 ●研究者注目の「光」

 世界的に増え続ける近視人口に歯止めをかけられる可能性が出てきた。昨年末、米国の科学誌「イーバイオメディスン」(オンライン版)に発表された研究論文にこう書かれている。

 「屋外環境でのみ得られる『バイオレット光』が、近視の進行を防ぐことができる」 ーー慶応大医学部眼科教室の坪田一男教授らのグループ。ヒヨコを用いた動物実験と、コンタクトレンズをはめたヒトの臨床研究で明らかにした。 ーーー

 坪田教授が世話人代表を務める近視研究会は「学童の近視進行予防7項目」として、1日に2時間、外で遊ぶ▽学校の休み時間は外で遊ぶ▽本は目から30センチ以上離して読む▽読書は背筋を伸ばして左右の距離が均等になる姿勢で読む▽読書、スマホ、ゲームといった近くを見る作業は1時間したら5~10分程度は休む▽規則正しい生活を送る▽定期的な眼科受診--を推奨している。

 ●専門の学会が発足

 中国では若者の90%が近視になり、東アジアは特に急増。米国や欧州の若者も5割近くが近視で、半世紀前から倍増している。

 こうした背景を踏まえ、昨年7月、日本近視学会が発足した。理事長に就任した東京医科歯科大の大野京子教授は「人はいずれ老眼になって遠近のピント調節がしにくくなる。現代日本社会においては近くを見ることが中心なので、軽度近視だけならば(近くにピントが合っているので)いわばベストアイ」と語る。

とはいえ、「病的近視」は網膜剥離や緑内障などの失明につながる眼病にかかる危険因子である。【山崎明子】

 ●眼球が前後に伸びて長く
 以前は、遠近を見分けるのに水晶体の厚みを変える筋肉の調節力異常が原因という説が有力だった。
 近年は、眼球が前後に伸びて長くなることで、網膜に正しく焦点が当たらないことの方が主な原因であることが分かってきた。

 注目される近視の進行予防策は、特殊なコンタクトレンズを就寝中に装着し、角膜のカーブを矯正して昼間は正常な視力を出すオルソケラトロジーがある。もう一つは、水晶体の周囲の筋肉の緊張を緩和させる目薬・アトロピンを100倍に薄めて差す手法だが、効果は未知数の部分が大きい。 自治医科大学付属さいたま医療センターの眼科では、二つの予防策の臨床研究をしている。
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ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20170106/ddm/013/100/020000c#csidxa82d6f6abc64ea3b6e0c65eeca65d44
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