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2017年1月5日

8462:「高齢者は75歳から」学会提言 65歳以上は準備期間:記事紹介

「高齢者は75歳から」学会提言 65歳以上は準備期間
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眼科医清澤のコメント:
 現役75歳説、これは面白い視点かもしれない。自分の引退を今まで想定してきた65歳から、5歳ないし10歳引き上げられれば、今後の医院運営の姿も随分と違ってくる。米国の医師たちのように、65歳でマイアミに引退して、余生を暮らすといった考えは捨てよう。体と頭脳が許す限り、従業員と患者に迷惑をかけないで済む限り、現在のまま突っ走ってもよいのではないかと思えてきた。

 還暦60歳を過ぎると、定年という概念のない私たち開業医もそろそろ診療所長の代替わりの準備をを考え始める。それまでに子供で代替わりが見える世代に達していればいいが、そうでなければ外に人材を求めねばならない。我々、初老世代としては、自分の立ち位置を医院の中に残して、次の世代を入れたいのだけれど、世代交代を勧めるブローカーの方々は、それを医院の譲渡と考えて我々にはアプローチして来る。曰く、医院継承。

 そうではないのだ。次世代の人を求めるという事は自分が手を引きたいという事ではない。さらに医院を盛り上げる人材を求め、先々、自分が健康を損なっても従業員や患者さんたちが路頭に迷うようなことのない確固たる組織にしておきたいのだ。そんな気持ちを後押ししてくれるような医学界からの提言である。

--記事の要点--
(http://digital.asahi.com/articles/ASK155R2NK15UBQU006.html) 編集委員・田村建二、川村剛志 2017年1月5日21時00分
AS20170105004044_commL「高齢者とは何歳以上か?」に対する主な回答

 一般的に65歳以上とされている高齢者の定義について、日本老年学会と日本老年医学会は5日、75歳以上とすべきだとする提言を発表した。65~74歳は「心身とも元気な人が多く、高齢者とするのは時代に合わない」として、新たに「准高齢者」と位置づけた。—

 65歳以上では脳卒中などで治療を受ける割合が以前より低下する一方、身体能力をみる指標の歩行速度などが上がる傾向にあり、生物学的にみた年齢は10~20年前に比べて5~10歳は若返っていると判断した。知的機能の面でも、70代の検査の平均得点は、10年前の60代に相当するという報告があり、根拠の一つとされた。

 また、「高齢者とは何歳以上か」を問うた内閣府の意識調査(2014年)では、「75歳以上」との答えが28%で、15年前より13ポイント上がったのに対して、「65歳以上」は6%で、12ポイント下がった。

 こうしたことから、提言では高齢者は75歳以上とし、65~74歳は「高齢者の準備期」と位置づけた。この世代を「社会を支える人たち」と捉え直し、活力ある超高齢社会につなげる狙いがある。また、平均寿命の伸びなどを考慮して、90歳以上は「超高齢者」とした。(編集委員・田村建二、川村剛志)

■雇用や社会保障めぐる議論の材料となる可能性

提言は健康な高齢者が社会に参加していくことを一層促す内容となっており、雇用や社会保障のあり方をめぐる議論の材料として使われるなど、一定の影響を与えそうだ。

 高齢者を雇用し続ける企業も増えている。厚生労働省の昨年の集計によれば、定年制を廃止した企業は約4千社、希望者全員が66歳以上まで働けるようにする制度を設けた企業が約7400社あり、いずれも前年より増加している。(編集委員・田村建二)

■「高齢者」厳密な定義なく

 高齢者には年齢などによる厳密な定義はない。しかし、一般的に65歳以上を高齢者と位置づけるのは先進国でほぼ共通している。現在でも人口に占める高齢者の割合を国際的に比べる指標として使われている。

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