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2016年12月18日

8417:ドライアイ未来予想図 聴講印象録 第一部

ドライアイ未来予想図 聴講印象録
 2016年12月18日 10:00~ 品川

第1部:自覚症状をぶっ飛ばせ ~もう『〇〇』とは言わせない
マルチアナライザーを使って、(木下 大橋)
不定愁訴で困っているが、88%

「もう『なんとな『〇〇、』とは言わせない」順天堂大 猪俣武範
ドライアイ世界10億、日本2千万
自覚症状は3分の一、11300ドルの損失
ごろごろ、不快などであり乾くとは言わない:しっかり管理する
ドライアイ質問指標
〇DEQS: 3分半(ドライアイ研究会HPにある)B欄スコアを見よ。待ち時間で
OSDI; ドライアイスコア11月2日、疾患特異的な評価
SANDE: 2問のみ。頻度と重症度を聞く、簡便

「もう『眼がかすむ』とは言わせない」大阪大 高静花
白内障手術したがかすむ(症例)
結膜障害、糸状角膜炎、シェーグレン症候群
波面センサー 減少型は網膜像がぼけている
涙液現象型なら、ヒアレイン止め、ジクアスにして改善したと。 
(ヒアレインは水を吸う)

「もう『眼がごろごろする』とは言わせない」日本大 崎元 暢
上皮障害、BUT短縮、眼瞼との摩擦、白内障術後
殊に涙液減少型にはジクアス
摩擦は:リッドワイパーのムチン低下。
白内障術後のドライアイも多い。
Polymodal 侵襲受容器がTNFR1に関与して痛みを感ずる
慢性炎症の関与が主張されている。

「もう『眼が疲れる』とは言わせない」慶応大 海道美奈子
調節微動を解析する:ハイフレークエンシーが問題
HFC1と2:調節けいれんでは赤が出る
BUT短縮型では、遠方視の調節微動が悪い
調節微動が悪化している。(実用視力の改善を)

第2部:目からウロコのSPK 

「たかがSPK、されどSPK」東京大 臼井智彦
Superficial punctate keratopatyu
上皮の部分的脱落:なぜ起きたのか
原因では:
上:上輪部、リッドワイパー
瞼裂、下方、びまん性:ドライアイ
眼瞼、角膜、涙液、結膜と順にみて行く、眼表面以外(リウマチ、遺伝など)
Conjunctival punctate staining 角膜毒性の非ドライアイを考える
Patchy SPK:集即したSPK
閉瞼不全も下。落屑状SPKは春季カタル。アレルギーではシールド潰瘍も。
Voltex retinopathy:輪部機能低下
〇SPKによる変化 
1、 バリア:上皮は実質の1000倍のバリア機能
2、 視機能の低下

「SPKに水をあげよう」慶応大 内野裕一
SPK傷の深さを考えよう。表層細胞と翼状細胞を犯す。
角膜びらんはボーマン膜までだけを犯したもの
インテグリン傷の横部分、フィブロネクチンが実質から生える。
これがお互いにくっつくし、その結合を助けるのがヒアルロン酸。
瞳孔領に着目する。不正乱視が起きるから。:瞳孔領を守るのはジクアス
ヒアルロン酸の保水性とは:メニスカスに水を引く「盗涙」
どうやって量を増やすか?:涙点プラグが良いが、ジクアスも可。推奨は6回
質を良くするのは?:水濡れ性はMUC1,MUC4,MUC16が膜型ムチンを作る。特にMUC16が水を眼表面に抑える。ジクアスもレバミピドもよい。
上皮細胞の再現にはEGFやビタミンAが必要なのだが、それは涙で渡される。

10分休憩

第3部:Challenge TFOD and TFOT (高橋、島崎)
「Challenge TFOD and TFOT」 横井則彦
TFOD case1:case2,
ブレイクアップ(涙液層破綻)とフリクション(摩擦、診断に不可欠ではない)がドライアイの眼表面を表現する

ブレイクアップは
油層と分泌型ムチン(蒸発抑制)
ティアーフィルム・オリエンテッド・テラピー(治療)とディアグノーシス(診断)
再少量で中央を染める、ぱっと開かせる、再現性が大事
引き上げる陰圧は水(フルオレセイン)に働き、油(別の画像)には働かない。

ランダムブレークは正常、その都度(case3)
エリアブレーク:何も動かない、プラグ、人工涙液(重症)
スポットブレーク:水濡れの悪いところだが、いったんは消える:ジクアスムコスタ(ケース5)
ラインブレーク:薄くなるところで壊れる、(涙液減少、軽から中等度)ケース4
〇デインプルブレーク: 

炎症例ならステロイドからはじめジクアス。
水の移動中のブレークならばジクアス

第4部 ドライアイ未来予想図
坪田一男 慶応大:
ドライアイに出た。ドライアイ症状プラスBUT5秒以下
(創はどうでもよい、フルオも問わない)
21年前に出した論文:BUTが短いだけというものがある、
創が無いが角膜知覚に異常があるタイプである
1) neuropathic pain が重要だろうと :
ライフスタイル、SNILE(small inscision どら焼きのように角膜のレンズを抜くレーシック)BUTの改善が得られたという。
 睡眠との関連、睡眠の質が悪い
 Chronic pain syndrome に含むかもしれない。
 〇JAMACherkin DC JAMA 2016315:1240-
〇Kawaadima、 Plos one: 自覚的幸福度は客観的評価に関係ない。
◎涙をどうやって増やすのか?
運動量は多く、ダイエットを,
腹式呼吸でも涙の量が10分で増える(10秒で一回呼吸する)

山田昌和 杏林大:新しい診断基準に注目、BUTと自覚症状を見ることに注目する。頭痛には痛み以外はいらないのと同じ。痛みの評価に良い尺度はないか?
島崎潤 東京歯科大:坪田先生は話を広げる傾向があるが、
横井則彦 京都府立:フリクションがこのほかに重要だろう。
堀裕一 東邦大:次世代として痛みが重要だろうと

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