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2016年11月28日

8364:「脳幹・小脳病変で生じる眼球運動異常」城倉健先生 聴講印象記

〇「脳幹・小脳病変で生じる眼球運動異常」城倉 健(横浜市立脳卒中・神経脊椎センター神経内科)

まず演者は脳幹にある動眼神経核や外転神経核の部分麻痺で見られる末梢神経麻痺に似た眼球運動麻痺の解説を自験例を使って話し始めた。次にone-and-a-half 症候群、橋性外斜視など橋被蓋部の一連の病態を述べた。延髄ないし小脳病変では、様々な眼振を生ずるが単純な前庭神経核の直接障害と脱抑制とですべて説明が可能であるということであった。このほかにも特徴的なocular flutterやocular myoclonusも知っておくべきものとして紹介していた。

今回の講演を聞いての私の感想としては「外転神経の末梢麻痺だから同側の外転障害だけ」というような単純な説明がついてしまうものでなければ、「患者さんに横浜まで行ってこの先生に診察を受けて説明を求めていただく」というのも、患者さんの希望によっては有りか?と思った次第でした。

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