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2016年10月29日

8277:バーチャルリアリティ(VR)の市場構造

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バーチャルリアリティ(VR)の市場構造――急騰するVR市場を追う(1);記事紹介
2016.09.06

眼科医清澤のコメント: 「バーチャルリアリティー(VR)」なる単語が映画館などでの立体動画映画に使われていることは知っていた。今としてはやや古くはなったが、花沢健吾のコミックである「ルサンチマン」でもVRの様は克明に記載された。

 さて今日の話題の記事はこのバーチャルリアリティ(VR)が急激に普及しているという話。スマホ扱いの面倒臭さと、自分の時間に割り込まれる煩雑さとから、私は2年ほど前に一切のスマホを捨てた。

 しかし、世の中はVRが扱えぬと「毛が3本足りない」といった侮蔑対象にされる日が近づいているようだ。

  --記事の要点---
〇1980年代、米国の科学者 ジャロン・ラニアーが「バーチャルリアリティー(VR)」という言葉を広めた。

〇1994年にマイケル・ダグラスは映画中、ゴーグル型ディスプレイ「ヘッドマウントディスプレイ(HMD)」と手袋をつけ、仮想現実内での表示を示した。

〇VRの一般化は、年間10億台以上もスマートフォンが売れ続け、高精細のスクリーンと加速度センサーが安価になったから。

◎もっとも安価にVRを楽しむには、Googleの段ボール製VR機器「Google Cardboard」を購入し、YouTubeを見ればいい。360度どこを向いても映像が広がる世界を手に入れられる。

〇廉価なサービスが多くの消費者をつかみ成長していくことを、米国の学者 クレイトン・クリステンセンは、「破壊イノべーション(Disruptive Innovation)」と呼んだ。VRは通常の動画を駆逐し、新たな映像市場を創造するのかもしれない。

◎YouTubeはVR対応をはじめ、100万人の読者にCardboardを無料配布しVRドキュメンタリーを制作した。

〇マーク・ザッカーバーグCEOは「FacebookではVR動画が、1日100万回以上再生されている」といった。

現在、モバイルの動画プラットフォームを牛耳るGoogleとFacebookの2社はVRを新しい動画市場のエンジンと見ている。

◎一気に膨れあがるVRの市場予測

調査会社の市場予測も強気。ゴールドマン・サックスが2016年2月に発表したレポートによれば、世界のVR/AR市場は、2025年には800億米ドル(8.4兆円)に達する。現在の主な用途は、ゲームやライブ中継、映画などの映像作品。

(ARは拡張現実。現実の空間にデータを表示させる技術)

◎3層にまたがるVRの市場構造:VR市場は、制作、流通プラットフォーム、視聴機器(デバイス)の3つのレイヤーで構成される。

視聴機器レイヤーの主要プレーヤーは3社。台湾のスマートフォンメーカー・HTC、Facebookが買収したOculus、それにソニー。機器は5万円から10万円で、高品質だが、高価。

〇Googleは廉価な段ボール製VR機器「Card Board」を発売し、この市場に参入。彼らは、30億台以上普及しているスマートフォンのスクリーンを借用。消費者コストは、100分の1。

●安価な視聴機器をまず広めたのち、コンテンツのプラットフォームや広告でもうけるビジネスモデル。安価なHMDを開発・販売するスタートアップ企業は多い。VR市場では、既存製品がコモディティ化していくフェーズが極端に短い。
  --要旨終了---

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