お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2016年10月21日

8251:盲導犬くらぶ 会報84号到着

8251:盲導犬くらぶ 会報84号到着

盲導犬誕生から100年盲導犬くらぶ 会報84号(2016年10月15日号)が届きました

盲導犬ユーザーが安心して活動できる社会をみんなで作る
駅ホーム転落事故から見えてきたこと
◎事故直後協会の対応
・ユーザー一人一人に電話連絡を開始
・不安、課題などを聞き取り調査、駅ホームでの歩行原則を確認
◎社会が動き出す
・全国盲導犬施設連合会の今後の対応
◎駅ホーム事故が事例が語ること
・転落事例を、データベース化し事故防止に役立てようとしていた矢先

◎「よけいなおせっかい」が事故を未然に防ぐ
◎視覚障がい者へ声をかけるときのポイント
〇駅のホームや交差点:「お困りですか?」がキーワード
〇転落しそう:「止まって」とはっきりいう。
〇緊急時:転落を避けることを優先し、引っ張る
〇その他:相手の正面に立って話す。

盲導犬誕生から100年
●盲導犬誕生から100年
~世界最初の盲導犬育成の歴史~
〇壁画に見る盲導犬の前身
〇盲導犬育成の夜明け 1916年ドイツのオルデンブルグで盲導犬訓練学校設立
〇世界的な発展へ 1967年財団法人日本盲導犬協会が誕生

協会ホームページから引用(https://www.moudouken.net/special/history/)
この写真は、1916年10月にドイツで誕生した世界で第1号の盲導犬ユーザーであるポール・フェイエン氏の貴重な写真です。

現在では世界各国で盲導犬が育成され活躍していますが、実は世界における盲導犬育成の歴史は今からちょうど100年前の1916年から始まったばかりなのです。そもそも盲導犬の育成はどのように始まったのか、その歴史を振り返ってみます。

壁画にみる盲導犬の前身

古くはポンペイの遺跡に残された壁画に、杖で歩く人が犬を連れている様子が描かれています。17世紀オランダの書籍には杖を持った人が犬と歩くイラストの下に「忠実な犬が彼を綱で引いている」と書かれています。これらからもわかるように人と暮らす犬が自然に飼い主を助ける様子は昔から見られていたようですが、組織だった盲導犬の育成がはじまったのは、20世紀に入ってからでした。

13世紀 中国の絵画

盲導犬育成の夜明け

第1次世界大戦では、多くの軍人や一般市民が命を落とし、重傷を負いました。失明した軍人も後をたたず、当時ドイツで軍用犬の育成を行っていたハインリッヒ・スターリン博士は犬が視覚障がい者を手引きできるのではないかと考えつきました。そして政府や犬の訓練士の協力を得て盲導犬として犬を訓練する方法を導き出したのです。

1916年8月、ドイツのオルデンブルグで世界初となる盲導犬訓練学校が設立され、その年の10月には同校から初めての盲導犬ユーザーが誕生し、現代へとつながる組織的な盲導犬の育成がはじまりました。

オルデンブルグ盲導犬訓練学校の外観。大勢の人の中に数頭の犬がいます

世界的な発展へ

1919年には539頭の盲導犬がドイツの失明軍人とともに歩いており、オルデンブルグ盲導犬訓練学校はドイツ国内の9か所に施設をひろげ、毎年およそ600頭の盲導犬を育成したという驚きの事実も記されています。ドイツでの盲導犬育成事業をもととし、1929年に現存する世界最古の盲導犬育成団体であるアメリカのシーイング・アイが誕生、そして1931年にはイギリスでも盲導犬協会が産声をあげます。

最初に盲導犬育成を手掛けたドイツからは1920年代にイギリスやフランス、スペイン、イタリア、アメリカ、カナダ、ロシアなどへ盲導犬を輸出しており、日本にも1939年に失明した軍人のためドイツから4頭のシェパードがやってきました。この4頭が日本で初めての盲導犬として活躍し、日本の盲導犬の歴史が幕を開けました。

その28年後、1967年に財団法人日本盲導犬協会が誕生し、来年で50周年を迎えます。

Categorised in: 未分類