お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2016年10月18日

8239:若年者のスギ花粉症に対する舌下免疫療法についての私見

8239:若年者のスギ花粉症に対する舌下免疫療法についての私見

まだスギ花粉症の話をするには早すぎるといわれそうですけれど、大人ばかりでなく多くの受験生が花粉症に侵されており、学業に集中できないことに悩んでいます。

昨日のこのブログに、私は私見として、舌下免疫療法は成人ばかりではなく、受験生などの若年者にも有効ではないかということを記載しました。

実際にアレルギー性鼻炎の年齢層別有病率を見ますと、スギ花粉症の比率は40~49歳が39.1%と最も高いものの、10~19歳でも31.4%と相当に高いものとなっています。(鼻アレルギー診療ガイドライン2016年版)

本日確認しますと、スギ花粉症に対する舌下免疫療法治療薬であるシダトレン治療の適応年齢は12歳以上(※上限はなし)ということになっているのだそうです。

アレルゲン免疫療法のメリットには様々なものがありますが、特に小児アレルギー性鼻炎や喘息に対する効果も唄われています。

その特徴には、
1)治癒が期待できる
2)薬物の量が減らせる
3)治療を止めた後も効果が持続する可能性がある
4)ほかのアレルゲンによる感作を予防できる可能性がある
5)アレルギー性結膜炎に対しても効果が期待できる
6)ぜんそくの発症を予防できる可能性がある
などが挙げられています。
(Passalacua et al. J Allergy Clin Immunol 119(4):881-891,2007)

Categorised in: 未分類