お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2016年10月13日

8220:食物を床に落としたときの「5秒ルール」の真実

five-second
食物を床に落としたときの「5秒ルール」の真実

提供元:HealthDay News公開日:2016/10/06

食物を床に落としたときの「5秒ルール」の真実のイメージ

眼科医清澤のコメント:『要求がルールを捻じ曲げる』というのはよくある話です。『床にいったん落とされた食品が清潔な訳はない』のですけれど、、、そんなことをまじめに試してみる御仁がいるというのも奇特な気がいたします。

  --記事引用--
 食物を床に落としても、すぐに拾えば大丈夫―そんな「5秒ルール」を使ったことのある人は多いだろう。しかし、その食物が本当に安全かといえばおそらくそうではなく、細菌汚染は1秒未満で発生しうるという調査結果が報告された。

 研究を実施した米ラトガーズ大学(ニュージャージー州)のDonald Schaffner氏らは、スイカ、パン、グミのキャンディなど、性質が異なるさまざまな食物を、セラミックタイル、ステンレススチール、木、絨毯などの面に落下させた。それぞれの面はEnterobacter aerogenesというサルモネラ菌に似た細菌で汚染し、完全に乾燥させた後、食物を落として接触させた。

 接触時間がそれぞれ1秒未満、5秒、30秒、300秒の場合にわけて、面から食物への細菌の移行率を評価した。128種類のシナリオを各20回、計2,560回の測定を行った。

 その結果、細菌の移行率は、細菌に汚染された面への曝露時間の長さと、食物の水分によって上昇していた。ただし、細菌汚染は1秒未満でも起きうることも判明した。

 Schaffner氏は、「細菌の移行リスクは食物の水分に最も影響されるようである。細菌は足があるわけではないので、水分を伝って移行するからだ。また、通常は、食品の接触時間が長いほど細菌汚染も多くなった」と話している。実際に食物を落としたときの汚染リスクは、スイカで最大、グミのキャンディで最小であった。絨毯に落とした場合はタイルやステンレススチールよりも汚染が少なかった。木に落とした場合は汚染レベルにばらつきがあったという。

 本研究は「Applied and Environmental Microbiology」オンライン版に9月2日掲載された。

[2016年9月15日/HealthDayNews]Copyright (c) 2016 HealthDay. All rights reserved.

Miranda RC, et al. Appl Environ Microbiol. 2016 Sep 2. [Epub ahead of print]

アブストラクトは:http://aem.asm.org/content/early/2016/08/15/AEM.01838-16.abstractにあります

Categorised in: 未分類