当医院では時々職員の勉強会をお昼休みに開催しておりますが、本日は緑内障併発ドライアイについてのお話をお昼休みに職員みんなで伺いました。
・抗緑内障薬を点眼してい緑内障患者は、軽度も含めると60%がドライアイ自覚症状を有する。
・抗緑内障薬を点眼している緑内障患者の65%は涙液層破綻時間(BUT)が短縮し、35%は涙液が減少していることから、BUT短縮型や涙液減少型ドライアイを発症している可能性がある。
・抗緑内障薬を点眼している緑内障患者の47,5%が瀰漫性表層角膜炎(SPK)を有する。
・抗緑内障薬の併用点眼薬数が増加するほど、瀰漫性表層角膜炎(SPK)の重症度は増加する。
・こういった患者さんには眼表面に優しいドライアイ治療薬が必要である。点眼薬に多くの場合添加されている防腐剤であるベンザルコニウムを含まない(バックフリーの)治療薬であるジクアスもその一つとして紹介された。
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