お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2016年10月2日

8182:麻疹患者115例の背景に見えてくるもの:記事紹介です

感染研が「2016年麻しん患者情報」を公表
【解説】麻疹患者115例の背景に見えてくるもの:記事紹介
2016/9/23 三和護=編集委員

清澤のコメント:先日は麻疹の診断のコツをここに引用しました。私も小学生の頃に麻疹に罹患した覚えがありますし、当時は誰でも一度はかかるものという程度の認識でした。今は、麻疹患者が複数出たりしたら一大事という時代で、ずいぶん時代も変わったものです。昔すでに本物に罹った世代が終わり、ワクチンを受けたり受けなかったり、あるいは受けていても1度だけという我々よりも若い20歳台から30歳前半世代に危険な集団があるそうです。それより若い世代はまたプロテクトされているのですね。危険な20-30歳代の人々はもう一度受けておくべきということでしょうか?

  --記事の引用--
『20歳代から30歳代前半の患者が過半
 感染研のデータを基に年齢別の患者分布を見ると、20歳代から30歳代前半の患者が過半数を占めていた(図)。また、ワクチン接種歴の有無も調べたが、全体ではワクチン接種歴が「不明」か「なし」が合わせて64%と高率だった。年齢別では、20歳代から30歳代前半で目立つのが特徴だ。20歳代ではワクチン接種1回の人も多くなっている。この年代は、ワクチン接種1回では十分な免疫を保てなくなる年齢層でもある。

 従来から、こうした年代の人は麻疹ハイリスク群ととらえられていたが、奇しくも今回の麻疹流行で証明された形だ。

図 年齢層別に見た麻疹患者数
thumb_548354_zu02-1

 感染研のデータでは推定感染地域も明らかにしている。集団感染が発生したこともあり、115例中、83%が国内だった。忘れてならないのは、海外が13%と無視できない点だ。つまり今後も、海外で感染した患者が国内に入り、麻疹ハイリスク群に広がるというリスクは続くことを意味している。

 国立感染症研究所感染症疫学センターの多屋馨子氏は、「麻疹に対する最大の防御策は、平時のワクチン接種以外にあり得ない」と強調している(関連記事)。

 関西国際空港という海外から多くの人々を受け入れる施設で発生した、今夏の集団感染。4年後には東京オリンピック・パラリンピックがやってくる。迎え入れる側が麻疹に無防備であったということは、二度と繰り返してはならない。
  --引用終了---

Categorised in: 未分類