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2016年8月20日

8059:Eye Care Strategy Seminar (平成28年8月20日ヒルトン東京@新宿)聴講印象記

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今日は眼科の講演会を聴いて来ました。
第12回 Eye Care Strategy Seminar (平成28年8月20日ヒルトン東京@新宿)
1)「日常診療で遭遇する!眼症状から分かる意外なアレルギー ~診療のポイントから 千貫裕子 島根大学医学部皮膚科 講師」

 眼瞼アレルギーにはⅣ群のアルメタ、ロコイド、キンダべートを使うべきで、Ⅴ群のプレドニン軟膏は弱すぎる。食物アレルギーか?接触アレルギーか?も検討する。血管性浮腫ではC3, C4も測定する。瞼が両側性に腫れれた症例、食事にごぼうが含まれた時に特異的に出る食事に関連したアレルギーだった。これは菊・ヨモギに対するアレルギーだった。

2)「糖尿病黄班浮腫治療戦略 ~網膜光凝固アップデート~」野崎美穂 名古屋市立大学大学院 講師
 
 最近の糖尿病黄班浮腫治療の第一選択は抗VEGF抗体となっているが、網膜光凝固も併用すべき方法である。新しい研究にはRESTORE,REVEAL studyなどが有る。NAVILAS(ナビゲーション機能搭載網膜光凝固装置)はIAやFAなどの診断画像を現在の眼底画像に重畳させて、眼球が動いてもそれを追尾して必要な点(網膜細動脈瘤)に凝固が出来る。後で凝固斑が拡大萎縮するのを避けるためには、凝固判が出る閾値の30%程度で凝固する閾値下凝固が良い。これにはパターン凝固に使うパスカルのエンドポイントマネージメントレーザー(Endpoint Management (PASCAL))や、上記のNAVILASのマイクロセカンドパルスモードを利用することができる。

眼科医清澤のコメント:糖尿病網膜症のレーザー治療でも、無血管野を凝固するという程度ではなくて、この程度に高度な黄班浮腫戦略で理論武装が出来ないような病院にはもう患者を紹介できないという時代が間もなく来そうです。
キーワード:NAVILAS これはこのキーワードでネットで出て来た既発表のビデオです。

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