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2016年8月11日

8041:肺がん、遺伝子の特徴発見 リスク1・2~1・4倍:記事紹介です

眼科医清澤のコメント:これも全ゲノム解析を肺腺癌という特定の疾患に対して行った成果です。この手法では、このように単一の遺伝子が見つかるだけではなく、複数の遺伝子が見つかることが多いようです。この研究も先日の閉塞隅角緑内障ほどの数ではありませんが、患者群の数は3000例と多数です。しかも、「EGFR遺伝子」が変異して発症するタイプの肺腺がんに症例を絞ったところが味噌なのでしょう。

   ーー記事の引用ーーー
肺がん、遺伝子の特徴発見 リスク1・2~1・4倍 ;臨床 2016年8月10日 (水)配信共同通信社

 肺がんの中でも発症頻度が高い「肺腺がん」のうち、日本人に最も多い種類のがんにかかる危険性を高める遺伝子の配列のパターンを見つけたと、国立がん研究センターなどのチームが9日、英科学誌に発表した。この特徴を持つ人はリスクが約1・2~1・4倍高くなると推計した。

 河野隆志(こうの・たかし)・同センター研究所分野長は「肺腺がんになりやすい人を予測し、早期発見につなげられる可能性がある」と話している。

 チームは「EGFR遺伝子」が変異して発症するタイプの肺腺がんに注目。約3千人の患者のDNAを約1万5千人の健康な人と比較した。その結果、遺伝子が存在するDNA領域のうち6カ所で、がん患者に多い配列のパターンを発見。一つの領域にパターンがあるとがんのリスクが約1・2~1・4倍、複数の領域にあると、さらに危険性が上がると推定した。

 発見した領域には、免疫の反応に関わる遺伝子を含むものもあった。チームは免疫反応の差ががんにかかるリスクに関係する可能性があるとみている。

 注)科学誌はネイチャーコミュニケーションズ

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