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2016年7月13日

7953:アステラス、プロモーションコード違反などで英製薬工業協会から1年間の資格停止

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①アステラス、プロモーションコード違反などで英製薬工業協会から1年間の資格停止

2016年6月29日 00:001pt 山崎大作 (https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/16/06/28/01015/)

 英製薬工業協会(ABPI)は2016年6月24日、アステラス製薬の英国子会社Astellas UKを、1年間の資格停止にしたと発表した。これは、アステラスの英国支社が、ABPIの定めたマーケティングの行動規範を逸脱していたことに加えて、当初、十分な情報をABPIに報告していなかったことを受けた処分だ。(以下続く)

②ABPIからの処分を公表しないアステラス【日経バイオテクONLINE Vol.2474】

2016年7月1日 08:00 山崎大作
 先週、英製薬工業協会(ABPI)より、アステラス製薬の英国法人および欧州法人が1年間の資格停止処分を受けたとの発表がありました。これは英国法人がイタリアで医師を集めて開催した、前立腺癌治療薬「Xtandi」のアドバイザリーボードがプロモーションとして見なされたほか、その件に関してABPIに行った報告に問題があったとされた結果です。
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/16/06/28/01015/

眼科医清澤のコメント:送られてきた「国際医薬品情報」に英国ABPI,アステラスUKを資格停止処分という記事が出ていました。他のページも検索してみますと、1)学術アドバイサリーとして選ばれたことになっていたイギリス人医師が実は科学的なアドバイスができる人ではなく、地域で影響力はあるが比較的無知な医師を旅行に招待したという性格のもので、プロモーション目的の会であったことが明るみに出てしまった。更に、2)この会社の幹部が、先の告発による摘発に対して社内で『侮蔑的な』発言をしたことが内部告発で明るみに出てしまい、英国工業会の怒りに油を注いだという事のようです。ある記事(http://www.rsc.org/chemistryworld/2016/07/lies-and-deception-see-astellas-uk-suspended-trade-body ケミストリーワールド;Katrina Megget記者)では、「この(日本)企業の組織的かつ文化的な誤りは(英国製薬工業会には)全く受け入れる余地がない。そこにはアステラス社の主要な幹部職員の嘘が含まれ、心の底から英国製薬工業会を侮蔑する意図がある。」(‘totally unacceptable’, describing the case as one with ‘multiple organisational and cultural failings’ where ‘very senior staff had lied and there was deception on a grand scale [and] a concerted attempt to deceive the PMCPA’.)といったつよい批判に真正面からされています。「日本のローカルルールが時には海外のモラルに抵触する場合がある」ことと、「社内での不用意な発言が、会社全体に取り返しのつかない損害を与えることがある」ことに考えをおよぼすことが出来なかった幹部が居たという誠に残念な事例であったようです。
 なおアステラスは藤沢と山之内が合併してできた売上高では武田を超えるという日本有数の製薬会社です。

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