お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2016年7月9日

7704:米国の緑内障患者の半数は自分が緑内障であると知らない。緑内障のリスクファクターは??

AAOMemberLogo-4c-low-res緑内障患者の半数は自分が緑内障であると知らない。そのリスクは? DEC 15, 2015

アメリカ眼科学会は、目を盲目にする疾患:緑内障のリスクファクターを学ぶことを人々に勧めています。このブログ記事ではその内容から言葉を選択して翻訳し示します。

aao2013_250
  --意訳---
サンフランシスコ発;
約270万人のアメリカ人が潜在的に失明を起こす病気、緑内障にかかっているが、その半分しかその罹患を知らず、緑内障発生率は上昇中である。研究者は、緑内障自覚を促す月間が1月に始まるのを受けて、米国眼科アカデミーは、病気をもたらすかもしれないリスクファクターのリストを公開し、2050年2月までには緑内障が630万ものアメリカ人に影響すると予測する。

緑内障は、目と脳を結ぶ視神経を損う眼の病気である。それは、最も一般的に、眼内の圧力と関連して発症する。

治療しないと緑内障は人の周辺視野を不可逆的に侵し、視力喪失を起こすかもしれない。早い診断と治療によって、視界は守られうる。しかし、緑内障はその初期の段階では、目立つ徴候を全然持たない。従って、人々がリスクファクターを知っていることは重要である。

一定の素因は、緑内障発症の個人でのリスクを増大させる:

1、家族歴:ある研究によると、親または兄弟に緑内障を持つ場合には、緑内障のリスクは9倍高い。

2、加齢:人が年を取ると、緑内障のリスクが増大する。この他の目の病気にも当てはまるので、学会は、40歳になったら毎年規則的で包括的な目の検査を始めるように勧める。

たとえあなたが完全な視覚を持っている自信があっても、40歳が、最初に眼の病気の初期兆候が起こるかもしれない年だからである。内科的なそして外科的な眼の治療を専門にする医師という意味での眼科医から包括的な目の検査を受けることが重要である。

3、アフリカ系、スペイン系、またはアジア系の血筋:アフリカおよびスペイン系の人々は、コーカサス系(白人)より3倍の緑内障の確率が高い。緑内障関連の失明は白人よりアフリカ系アメリカ人で最低でも6倍おおい。さらに、アジア系の人々は、急性閉鎖隅角緑内障として知られている突然発作を起こす形の緑内障リスクが高い。

4、近視: 近視の人は緑内障になりやすい。ある研究によれば、近視の程度が強いほど緑内障の率は高い。

5、2型糖尿病:肥満に伴う2型糖尿病は緑内障の率が多い。糖尿病の罹病期間が長いほど緑内障のリスクはます。

6、角膜(目の前面で虹彩と瞳孔を覆う透明な部分)が薄いと眼圧測定値は低くでる。これは緑内障の発見率を下げる。この状態はレーシックなどの角膜近視矯正手術をした目で見られる。眼外傷の病歴も緑内障のリスクファクターである。

Andrew Iwach博士は、自分の患者がいくつもの緑内障のリスクファクターを持っていると聞いた時に驚とてもくと述べている。緑内障のリスクファクターを知ることは視力を保持しようとする第一段階である。リスクがあると知ったらすぐに眼科検査を受けよう。

緑内障治療は点眼から種々の眼圧を下げる手術に及ぶ。その中には防水のろ過手術が含まれる。シャントと呼ばれる器具を移植する手術もある。

アイケア・アメリカという運動を介して65歳以上の市民や緑内障のリスクを持つ人はポケットマネーを超えない負担で緑内障検査が受けられる。米国の眼科医有志がこの運動に参加している。(www.eyecareamerica.org.参照)

(緑内障についてもっと知りたいならwww.aao.org/eye-healthを参照)
 -----
眼科医清澤のコメント:アジア系で近視が多い日本人ではそれでなくとも緑内障の確率は高くなっています。眼科検診を受けてみることをご検討ください。
 眼科医清澤は日本眼科学会と日本緑内障学会の会員であるだけでなく、このアナウンスを発信している米国眼科学会でも20年来の会員です。

Categorised in: 未分類