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2016年5月19日

7766;副鼻腔炎や気管支炎にフルオロキノロン系薬はNG:記事紹介

副鼻腔炎や気管支炎にフルオロキノロン系薬はNG

FDA安全性情報 薬剤情報 | 2016.05.17

眼科医清澤のコメント;フルオロキノロン(ニューキノロン)系抗菌薬を使用中の人々の網膜剥離リスクは非使用者の4.5倍になるという一見?は話が有りましたが、今回は、「副鼻腔炎や気管支炎,合併症を伴わない尿路感染症の治療で,他に治療選択肢がない場合を除いて、フルオロキノロン系薬の全身投与は行うべきではない」という警告を米国FDAが出したそうです。今回の警告に点眼液は含まれてはいませんが、患者には「フルオロキノロン系薬の服用中に腱や筋肉,関節の痛みの他,ちくちくするような痺れや刺すような感覚,錯乱,幻覚などの重篤な副作用があった場合には,すぐに医療機関に連絡せよ」と伝えられているわけですから、これからは、医師がそれを知らなかったではすみません。
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  --記事の引用です--
 米食品医薬品局(FDA)は5月12日,フルオロキノロン系薬に関する安全性情報を発出した。副鼻腔炎や気管支炎,合併症を伴わない尿路感染症の治療で,他に治療選択肢がない場合を除いて,重篤な副作用のリスクがベネフィットを上回るため,フルオロキノロン系薬の全身投与(経口薬または注射薬の使用)は行うべきではないとするFDAの見解が示された。

重篤な副作用のリスクがベネフィット上回る

 現在,米国で承認されているフルオロキノロン系薬の経口薬または注射薬は,モキシフロキサシン,シプロフロキサシン,レボフロキサシン,オフロキサシンなど。FDAがこれらのフルオロキノロン系薬の安全性を評価した結果,同薬の全身投与は腱や筋,関節,中枢神経系などの障害に関連しており,さらにこうした重篤な副作用が恒久的に併発する可能性もあることが示されたという。

 これに基づき,FDAでは全てのフルオロキノロン系薬の全身投与薬の表示に「副鼻腔炎や気管支炎,合併症を伴わない尿路感染症の治療では,他に治療選択肢がない場合を除いて,フルオロキノロン系薬の全身投与による重篤な副作用のリスクはベネフィットを上回る」との情報を追加するよう求めている。

 また,患者に対しては「フルオロキノロン系薬の服用中に腱や筋肉,関節の痛みの他,ちくちくするような痺れや刺すような感覚,錯乱,幻覚などの重篤な副作用があった場合には,すぐに医療機関に連絡してほしい」と助言。一方,医療関係者に対しては,患者から重篤な副作用の報告があった場合には,直ちにフルオロキノロン系薬以外の抗菌薬に変更すべきとの見解を示している。

(岬りり子)

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