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2016年5月11日

7735:院内の色覚検査マニュアルを作ります

7735:院内の色覚検査マニュアルを作ります
無題
小学校では色覚検査が希望者に対して行われるようになり、当医院にもその結果で精査を求める生徒さん方が来院されることが予想されます。そのような患者さんの取り扱いに対する注意点が日本の眼科4月号には掲載されており、またさらに小冊子が送られてくるという事もその記事には付記されていました。

そこで、そのような患者さんが来院されたときの院内用のマニュアル案を職員に作ってもらいました。以下がその抜粋です。

1、検査場所:自然光または200ルクスの蛍光灯下で。

2、検査距離・条件

1)仮性同色表:検出票14表中誤答6以上は異常、3-5は異常の疑い、2以下は正常。(分類表・程度票と合わせて検討する)

2)色相配列検査(パネルD-15):ラインに沿った1往復以上の誤りでフェイルとする。

以前から当医院に常備の石原式検査表は古くもなっており、枚数なども推奨のものと違いますので、新たに購入して患者様のご来院を待つことにしました。

いかがでしょうか?。

ーー以下が院内色覚チェックマニュアルの暫定案全文です。今後検討して改変するかもしれません。ーーー

色覚検査

<検査場所>
 眼鏡・コンタクトレンズ室の視力台にて実施
  (基本:北向き窓からの自然光(昼光)下、または高演色性蛍光灯で200lx程度)
<検査距離・条件>
1)仮性同色表
 仮性同色表は75cmが基本だが、45〜75cmであれば可
 視線に対して垂直に呈示
 検査時間は1表につき2〜3秒(正常であれば1秒かからず回答する)
  *正答であっても制限時間いっぱいかかるようであれば、非常に軽い異常が疑われる
   → 多くの検査表で時間がかかるのであれば、コメント欄に記載すること
    (正答するが、時間かかる など)
 検出表14表中 
     誤答6以上は異常
     誤答2以下は正常
     3〜5は異常の疑い
   ただし、誤読が5個以下であっても記録用紙に書かれているexpected response ならば異常の疑いが大きい
   → 分類表・程度表の結果と併せて検討する

2)色相配列検査(パネルD−15)
 先天色覚異常と診断される症例は両眼、後天色覚異常が疑われる場合は片眼ずつ
  原則2回検査:良い方の結果を採用
 黒い無彩色の背景下で検査するのが望ましい:黒い紙をひいて実施する
 結果の判定:
 記録用紙に示された〔第1異常・第2異常・第3異常〕のラインに沿った1往復以上の誤りがあればfail
 ◎ 先天異常の場合、マイナーエラーはpassと判定する
 ◎ 後天異常の場合、正常時にpassできていたり、健眼がpassであれば
   マイナーエラーも異常と考えて良い

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