お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2016年5月10日

7730:グーグルが「眼に注射する」極小デバイスを開発中:記事紹介

グーグルが「眼に注射する」極小デバイスを開発中 特許資料で判明
Forbes JAPAN 5月10日(火)17時0分配信

眼科医清澤のコメント:従来の人工水晶体は単焦点であるか、多焦点と言っても複数の焦点距離を持ち、遠方と近方の映像を網膜上に同時に結ばせるという物でした。この記事を読むと、人工水晶体に調節機能を持たせたようなデバイスを開発したようです。下の記事では注射と訳されてますが、眼内レンズならば挿入と訳すべきかと思います。これは最近しばしば話題になっている人工眼(artificial eye:眼内に設置したカメラの画像を網膜(や大脳視覚領)に送り込む装置)とは違う概念の物のようです。


グーグルは私も好んで使っているサーチエンジンです。当医院の眼瞼痙攣のPPC広告もここから出稿しています。しかしながらこのグーグル社、いろいろな分野に手を広げているのですね。アナウンサーの発音では「グーゴー」と聞こえます。

さて、こちらには下の記事で紹介されているコンラッド氏がナノデバイス・プラットフォームについての構想を語っています。磁性を持った粒子に抗体などをつけて血液中に流してやり、腕に付けた磁石でこの磁性粒子を集めて眼特有の蛋白質が体内にどれだけあるかを見れば癌の有無が診断できるだろうという夢も語っています。

なお、2015/12/09のニュースによれば、Google Life Sciences部門は独立事業「Verily」として始動しています。米Alphabet傘下の生命科学部門が「Verily Life Sciences」という名称の独立事業となりました。Verilyは、技術と生命科学が力を合わせることで健康と病気の真実を明らかにすることを使命としているそうです。

ーー記事の抜粋ーー
グーグルはにわかには信じられないようなテクノロジーの開発を行うことで知られている。その最新事例と呼べる技術の特許資料が明らかになった。「眼球に注射で打ち込むデバイス」だ。

視力の向上に用いられるこのデバイスの特許は今年4月28日の日付。デバイスは眼球内に注射で打ち込まれ、目の水晶体や周辺の膜組織と一体化する。注射は眼球から水晶体を取り除いた作業の後に行われると特許には記載されている。

デバイス内にはいくつかの小さなコンポーネントが収められ、データストレージ、センサー、通信チップ、バッテリー、電子レンズ等を内蔵している。眼球内のデバイスには特殊なアンテナを経由し、ワイヤレスで電源が供給される。特許には外部デバイスについての記述もあり、眼球内の機器と無線で連携し、外部デバイスのプロセッサーがコンピューティング処理を実行する。

眼球内のデバイスの電子レンズは、外部からの光の焦点を絞り、網膜上に投影する際のアシスト機能を果たすという。

グーグルが眼球に埋め込むテクノロジーの開発にあたるのは、これが初めてではない。2014年のはじめ、糖尿病患者らの利用を想定した、涙のグルコース値を測定できるグーグル・コンタクトレンズが話題になった。このコンタクトレンズの開発は現在、アルファベット傘下のライフサイエンス企業Verilyが担っている。今回の特許で明らかになった眼球注入型デバイスも、恐らくVerilyの管轄になると思われる。

Verily社でリーダーを務めるのはアンドリュー・ジェイソン・コンラッドという人物で、彼はグーグルでコンタクトレンズ部門を担当していた。3月にStat Newsが掲載した記事によると、Verily社内ではコンラッドのリーダーシップを巡り内紛が起きており、社員らが相次いで退社したという。

コンラッドはグーグルに勤務する以前は、分子診断などのテストを手がけるLaboratory Corporation of America(LabCorp)の最高科学責任者を務めていた。彼はカリフォルニア大学で細胞生物学の博士号を得ている。

筆者は現在、Verily社にコメントを求めており、返事が得られ次第、記事をアップデートする。今回のグーグルの特許はリーガルテック企業、ClientSide社の調査で明るみに出た。 Aaron Tilley
ーーーー

Categorised in: 未分類