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2016年3月6日

7546:羊をめぐる冒険(上、下) 村上春樹 を読みました

無題
 羊をめぐる冒険(上、下) 村上春樹 を読み終わりました。
これも,村上春樹特有のなんだかわからない部分の多い小説です、先の2編と次の一編「ダンス・ダンス・ダンス」で4部作になっているのだそうです。そちらまで併せて読めばもう少しわかるのかどうか?
 羊というのは悪とか権力の象徴であるようです。それと合体して権力や財力を獲得した人々は、「羊抜け」のに遭うとその力を失います。初めが綿羊会館館長、次は右翼のボスの先生と呼ばれた人(児玉 誉士夫がモデルとも?)の。そして3番目に羊に合体されたのが「鼠」と綽名される「僕」の友人。4人目の羊との合体で権力を掌握することを望む「黒服の男」という人物も出てきます。或る解説者によれば、この「鼠」は「先生」の息子であるとも言われますが、どう読めばそんな事が類推できるのか?いずれにしろ、鼠は自死することで「羊」の野望をくじきます。
 それにしても、村上春樹の小説は良く分からない。
 北海道にある「鼠」の別荘で、「僕」が一人で「鼠」のレコードを聞く場面があります。そこで流れたのはLP版の「ナット・キン・コールの国境の南」だったとされています。それはそれで良いのでしょう。
 映画化されると、その解釈に間違いが有ったとしても、監督による解釈で大分物語が整理されそうに思いました。

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