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2016年2月28日

7518:ドライアイ診療アップデート(東邦大、堀裕一教授) 聴講メモです

セクション2 ドライアイ診療アップデート 
東邦大医療センター 大森病院 堀裕一教授

清澤のコメント:基本的には横井先生流のフルオレセインで染めた角膜の見方の復習でした。最初は3つの型だったのがだんだんに5つの型に分けるように進化しているのだそうです。日医総研の調査から、患者さんの不満の出る3つのポイントも紹介されました。
清澤眼科医院では、初回ムコスタ処方時には患者さんに帰宅前に院内でムコスタを付け試しさせています。その際に、従業員から苦い、直後に曇る、白く化粧が乱れることを再度確認させて帰宅させます。つまり、短所も良く教える訳です。そうすると112本(4週間分)出したが3本しか使わなかったという悲劇はずっと減ります。更に、初回は56本(2週間分)の処方に留めます。お試しください。

   ---清澤の聴講メモです---

1) もう一度TFOTとTFOD、眼表面の層別治療。
DEWSレポートがある。そこに、涙を増やす治療法がいくつかある。
ムチンには膜型ムチン(マック5AC遺伝子で発現)と分泌型ムチン(マック16など)がある。
リアルタイムPCRで判定量的に診れば、BUT短縮型でも涙液減少型でもムチンは少ないのが解る。

涙液破綻の5パターン
エリアブレーク、フルオの動きが無い:対応は上下にプラグを入れよ。
スポットブレーク、円形状の水はじき、膜型ムチンの不足。ジクアスとムコスタ。
ラインブレーク、縦線、中軽度の水分不足;=ジクアスが良い
ディンプルブレーク、
ランダムブレーク、

◎ ジクアスとムコスタをどう使い分けるか
○ジクアス:涙液分泌を増やす。涙液減少型に
○ムコスタ:上皮を改善する点眼液。BUT短縮型に

◎コアメカニズム
○瞬目摩擦の亢進:異物感(上輪部、結膜弛緩など)
○涙液層の不安定化:乾燥、目の疲れ

リッドワイパーエピテリオパシーLWE:もともとの報告はドライアイ患者だった。リッドワイパーの深部にゴブレット細胞は有る。

日医総研のレポートから:
待ち時間、医師の説明、高い治療費がトップスリー
待ち時間よりも医師の説明が重要らしい。だから、患者への説明をきちんとすることが重要。

ジクアス、ムコスタともに:
一か月は我慢して使って見て下さい。という事か?
何を知りたいのか:どの程度治療、疾患の原因は?
とすれば、涙液減少は?上皮障害は?
症状を聞き、コアメカニスムを考え、治療法につなげて説明すると良かろう。
2つの目薬の説明例:スライドに提示されました。

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