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2016年2月25日

7509:ごきげん緑内障診療、内科的診療アップデート 芝大介先生の聴講メモです

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ごきげん緑内障診療、内科的診療アップデート
慶応大学 芝大介 先生:を聞きました。

(第9回大塚スキルアップセミナー 2016、2、25 ソラシティーカンファレンスセンター
参会者60人、清澤の聴講メモです)

プレペリメトリック緑内障というものがある。
その例では視野に変化が表れていなくても、黄班部OCTを見ると上下の網膜神経節細胞層の厚さに差がある。
緑内障は、眼底写真、HRT,GDx、OCT、視力視野など多くの評価方法がある。

網膜の構造と機能の相関を考えたい。
此処で網膜の厚さと網膜感度を結ぶロジスティックモデルを考えた。網膜神経節細胞層は120ミクロン程度に始まり、緑内障の進行によって薄くなるが、50ミクロン以下にはならない。
先の式に、年齢、等価球面度数などの変数を加えて多変量とすると、相当な相関を持つ式にできた。
網膜神経節細胞が減ると網膜神経節細胞層は薄くなり、プレペリメトリック緑内障から、ペリメトリック緑内障へと進行して行く。網膜厚が80まで減れば約5dBの感度低下で有り、それが50ミクロンで網膜はほぼその感度を失う。視野障害が出たら、既に働き得る網膜神経節細胞層は30ミクロン分しかない。

 この後、様々な緑内障点眼液の組み合わせについての説明が加えられた。

清澤のコメント:

○最後の点眼液の組み合わせ紹介の中での話として、しばらく前までは、一日一回の点眼は夜つけることが推奨されていたが、現在では朝が推奨される傾向があるというコメントが注意を引いた。

○参考文献はこれのようです:
Daisuke Shiba et al. Multivariable Logistic Regression Model: A Novel Mathematical Model that Predicts Visual Field Sensitivity from Macular Ganglion Cell Complex Thickness in Glaucoma. PloS one 9 (8):2014. e104126. doi:10.1371/journal.pone.0104126.

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