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2016年2月24日

7505:マイナス金利で誤算の円高 米経済・リスク要因響く:の記事紹介

7505:マイナス金利で誤算の円高 米経済・リスク要因響く:の記事紹介です。2016/2/19

清澤のコメント:このところ、異様に円高に振れていると思いましたらこのような説明がなされるようです。マイナス金利政策が金利押し下げ効果を発揮している。それでも円が買われた理由のキーワードは「米経済減速」と「リスク回避」の2つなのだそうです。

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 16日にスタートした日銀初の「マイナス金利政策」。1月29日の導入決定当初は円高防止効果を発揮したものの、1週間もしないうちに効果は帳消しになった。その後、円相場は急上昇した後、反落するなど不安定だ。個人の外貨投資にも大きな影響を及ぼした日銀の誤算。その背景には、2つの要素があった。

 マイナス金利政策は、日銀が銀行から新たに預かる当座預金の一部金利をマイナス0.1%に引き下げるもの。「金利全般により強い下押し圧力を加える」(黒田東彦総裁)ことで、年初来の円高圧力を緩和することが主な狙いのひとつだったとみられる。

 円高で経営者の心理が悪化し、賃上げ幅が圧縮されれば物価上昇も鈍る。日銀はそれを防ぐため、金利面の円の魅力を思い切って下げようとしたわけだ。当初狙い通りの展開となり、円は1ドル=118円台から121円台に下落した。だが政策決定から1週間もしないうちに円高圧力が再燃。一時110円台と約1年3カ月ぶりの高値を付けた。(ーー以下略)

■原油安が足かせ

 マイナス金利政策は金利押し下げ効果を発揮している。長期金利は一時初のマイナス水準に低下した。それでも円が買われた理由は何か。キーワードは「米経済減速」と「リスク回避」の2つだ。ーー

○ 第1の米経済減速。2015年10~12月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は前期比年率換算で0.7%増にとどまった。前期(2.0%増)と比べて成長が鈍ったのは、中国などの経済減速と米利上げによるドル高が外需に打撃を与えたため。原油安がエネルギー関連の設備投資の足も引っ張った。ーー

○重要な意味を持ったのは、市場のリスク回避的な空気が最近になって一段と強まったことだ。そうなると買われやすいのが円。長年続いた日本のデフレで、円は価値が下がりにくい「安全通貨」という印象が定着しているようだ(物価が下がると通貨価値は上がる)。

■銀行株売りに拍車

 背景には、日銀の新政策が銀行の収益にマイナスになるとの見方が出たことがある。長期金利低下で銀行貸し出しの利ざやが縮小するし、日銀当座預金から銀行が得る金利収入も減るからだ。結果的に、銀行株の売りに拍車がかかった。ーーー

 必要ならマイナス金利幅拡大も辞さない構えを示す日銀の円高圧力との戦い。その行方に対する関心が、個人投資家の間でも強まりそうだ。(編集委員 清水功哉)

[日本経済新聞朝刊2016年2月17日付]から:http://www.nikkei.com/markets/telecom/index.aspx?bu=B8B6E5B793BAB1E0E2E3E4E2E0E0E69C968199969096958A9F889DEBE5E1E0EBEAE3E2E3E4E2E0E0E2E3E4828297E2E2E38E969C8A8EB4E1E3B6E1EBEBE7F2F2F2F2F2F2E2から

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