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2016年2月22日

7499:世界緑内障週間に国内のランドマークとなる施設をグリーンにライトアップ

以下の内容は、緑内障学会のプレスリリースから取りましたが、日本の眼科87-2号にも同趣旨の寄稿が山本哲也先生によりなされています。(2月26日追記)

 日本緑内障学会は今年から世界緑内障週間(2016年は3月6-12日)に合わせて国内のランドマークとなる施設をグリーンにライトアップする啓発活動(ライトアップinグリーン運動)を展開することになりました。緑内障における啓発活動の意義、従来からの日本緑内障学会の社会的活動を含めてここに紹介します。

Ⅰ.世界緑内障週間と日本緑内障学会の取組み
 世界緑内障週間は2008年から世界一斉に行われている緑内障啓発のための国際的イベントです。現在では毎年3月上旬頃の1週間を世界緑内障週間(World Glaucoma Week)と定め、種々の啓発活動やロビー活動を各国・各地域の実情に合わせて行っています。無料眼科検診、講演会、マスコミを通じての啓発、行進、記念切手の発行、行政府への陳情など、いくつものアイデアが考えられ実行されています。実行組織は世界緑内障連盟(World Glaucoma Association)と緑内障に関する患者団体(世界緑内障患者連盟(World Glaucoma Patients Association))です。日本からは学会としての日本緑内障学会と患者団体としての緑内障フレンドネットワークが組織に加わっています。世界の活動は世界緑内障週間のホームページで概要を知ることができます。

  日本における世界緑内障週間における啓発活動は世界の動きと同調してその第1回(2008年)から行われてきました。従来の活動は講演会(東京、多治見、大阪)と眼科検診(多治見)でした。東京では緑内障フレンドネットワークと日本緑内障学会が協力して一般市民向けの講演会を2008年から毎年続けていますし、大阪でも同様に2013年と2014年の2回実施しました。多治見市では日本緑内障学会が多治見市、多治見ライオンズクラブと協力して2008年から毎年、目の健康講座と眼科検診を中心に啓発活動を実施しています。

 こうした取り組みはもちろん成果があがっていますが、どうしても対象者の限定された患者および関係者に対する活動になりがちです。そこで昨2015年新しい取り組みを試みることにし、数施設でのグリーンライトアップを実施しました。結果として、一部のマスコミに取り上げられたこともあり、一般市民に対する啓発効果が思いのほか大きそうであるということが判明ました。そこで、本年から正式に学会の公式事業として実施することといたしました。

Ⅱ.ライトアップ in グリーン運動
 疾患に関連したライトアップの運動としては乳がん啓発活動としての「ピンク」が有名です。緑内障なので「グリーン」というのは一般市民にとってもとてもわかりやすいと思います。昨年は3月8-14日にかけて試験的に全国5か所(札幌テレビ塔、虎ノ門ヒルズ、名古屋テレビ塔、多治見市役所、大阪通天閣)でグリーンのライトアップを実施しました。
 その費用対効果を検討したのち、本年から正式に継続的に実施することとしました。幸いにして日本眼科医会、日本眼科学会の両団体にご理解をいただき後援をいただくことができ感謝しています。2016年の世界緑内障週間は3月6日から12日です。全国を北から南に日替わりで光を繋ぎ、効果の高い啓発活動を行う計画です。詳細はライトアップinグリーン実行委員会(委員長:桑山泰明日本緑内障学会理事)が決定しています。実行委員会は日本緑内障学会、緑内障フレンドネットワーク、関連企業関係者から構成され、実務的な内容を審議し、啓発効果を最大化するように広報・告知活動を含めて検討しています。日本緑内障学会会員の一部から自発的に自施設をライトアップする意向も表明されています。

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