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2016年2月22日

7498:ドライアイと視覚の質 高静花先生 の聴講メモです

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ドライアイと視覚の質 大阪大学 高静花先生 を拝聴しました。

take home messageは:
ドライアイにおける視覚の質の低下は収差と散乱の測定による定量評価が可能である。それには①涙液層の安定性低下と②角膜中央部での角膜上皮障害が影響する。という事でした。

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ドライアイの症状には症状痛みなどの不快感と、見え方に関するものとが知られている。

ドライアイのコアメカニズム:涙液の安定性の低下と瞬目時の摩擦亢進が言われる。

光学面としての眼表面は正常眼では平滑だが、ドライアイでは涙も眼表面も乱れる。

見え方に関わる症状には:見え方の変動、眩しい、ぼやける、疲れの4点があり、涙液の安定性低下と角膜上皮障害が互いに関与する。

視覚の質では収差と散乱が問題である
その強弱は波面センサーで測れ、高次収差を定量出来る。

○BUT短縮型で有れば:ムチン発言の減少によって、涙液層の不安定化が反映され、瞬きからの時間にしたがって高次収差が悪化する。涙液量の減少は無い。眼不快感が強い。

○涙液量減少型ドライアイでは、全時間帯を通してぼやける。おそらくエリアブレーク。瞬目直後から高次収差は高い。時間による変化は少ない。涙液量の低下で涙液の安定性が低下するほか中央部の不整を起こす角膜上皮障害も伴う。

○散乱は:前方散乱(グレア stray light、涙液の安定性の低下による )と後方散乱(コントラスト低下など,オクルスのペンタカムでシャインプルーフ像を見て評価できる。角膜中央のSPKで起きる)に分けられる。

印象記:先日の金沢医大佐々木先生のお話にもつながる前方及び後方散乱のお話でした。

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