お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2016年2月22日

7496 ドライアイ診療パターンのトレンド 山田昌和先生 聴講ノート

ドライアイ診療パターンのトレンド 山田昌和先生 聴講ノートです

DECS-J(Dry Eye Cross-sectional Study in Japan)の話
まとめ:
◎眼科クリニックでのドライアイは
・殆どがBUT5秒以下
・シルマー減少と整体染色陽性が半数
・涙液現象型(非シェーグレン)35.5%とBUT短縮型26.7%が主
◎治療:ヒアレイン65.9%、ジクアス40.1%、ムコスタ22.7%
◎複数のドライアイ点眼52.6% ジクアス単独4割弱、ムコスタ単独は少ない。ジクアス、ムコスタの半数はヒアレインと併用。ヒアレイン単独も多い。
  ---
クリニックを受診しているドライアイ患者の調査 2014年12月から2015年2月 全国10施設
ドラアイ研究会と参天製薬の共同研究
登録463例 62.6±15.7歳

涙液検査、眼表面検査(フルオレセイン)を規定どうり行った。
全国の診療所で施行。

○涙液検査では BUT 3.0±1.6
BUT 5秒以下が 94.9%
シルマー 5ミリ以下 54.6%
角膜染色スコア3以上 57.0%
 ほかを見た。

このクリニック調査では、
涙液減少型35.0%で、BUT短縮型は26.7%であった。

見られた所見では、
マイボーム腺不全の所見(開口部の閉鎖所見)が40%程度に対し、
摩擦関連所見は、リッドワイパー上眼瞼17.0%、結膜弛緩 鼻側34.2%などであった。

治療法の選択肢
○基本点眼液 ヒアレイン、ジクアスとムコスタが入った3種他。
○オプション点眼液;ステロイド
○点眼以外 プラグは3%、涙点閉鎖、結膜弛緩処置

点眼 ジクアス35、ムコスタ20%、ヒアルロン酸59%程度
30%に併存眼疾患があり、その3分の1が緑内障。
薬剤性角膜障害は、頻用、長期、複数の点眼例に多い。
防腐剤(BAC)が良くないらしい。角膜上皮のバリア機能が破壊される。BACは角膜組織内にも長期で蓄積する点には注意が必要だろう。

症例:渦巻き角膜症(これが薬剤性角膜症の特徴)
 視力は0,1程度まで下がる

Categorised in: 未分類