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2016年2月14日

緑内障:治療戦略 福地健郎先生 第2講聴講記

緑内障:治療戦略 新潟大学 福地健郎先生を拝聴しました
 
清澤の聴講メモです。メモが取り切れてなくて、すみません。
更に聴講から2日経つとテキストを見ても文の行間がもう埋め切れません。
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始めに
失明原因では緑内障が最も多い。
1980年にNTG、SAP,チモロールが出て来た。
1990年に目標眼圧という概念が出てきた。

POAGガイドラインの目指すものは目標眼圧達成である。各時代にもその形は変わらず、使われる薬剤が替わった。

1、POAGの重症度判定
目標眼圧とは:
高眼圧型では初期19、中期16、後期なら14mmHg
NTGでは①、-20%、②、-30%

ロービジョンに至るのは狭義POAGや続発緑内障が多い。
進行速度は高眼圧型ならー0,49、NTGは-0,35dB/年
70歳までには、若い人ほど病気が進む。

2、視野とQOLから見た重症度の判定

視野の重ね合わせが緑内障の人のQOLを決める:
 QOL評価には質問表法と機能検査がある。
 ベターアイか?重ね合わせ視野?
 重ね合わせ視野で」は数字の高い方を取る。
 ベターアイのMDがー13,5dB
 ベターアイの中央から下がQOLに関連する。
 下半視野でも中心10度の中が重要。
 中心10度の視野測定が重要。
 視神経、網膜神経節細胞層厚など形態に依る機能の推定が出来る。

3、POAGの治療戦略
1)薬物治療の現状
薬物治療:
 ベータブロッカー、PG、配合剤の3つが主

配合薬なら:
 βブロッカーが入っている。相手はPGか炭酸脱水素阻害剤である
点眼本数:1,2,3があり、
成分なら:1,2、3がある

このほかにアイファガン(低眼圧で進行する例)とグラナテック(高眼圧例)
ユニットドーズ剤なら:タプロスミニとコソプトミニがあり、これは残量から本当に使ったかどうかもわかる

防腐剤を含まない点眼薬ならばミニ製剤、PFボトル、BAC以外を含む物の3つがある。
有効性はPGが強く、次がβブロッカー、一番弱いのが炭酸脱水素酵素阻害薬
10mmHgを狙えるのはPG剤のみ
α2とロック阻害剤は比較して追加を決める。

10-12mmHg以下なら進行の早い例は無く、21mmHg以上は早い進行を示す。
だから高眼圧型では10-12mmHgを目指す。
一方正常眼圧型なら7-8mmHgが目標という事になる。

不安定な要素を配慮しきれない。

年間の処方本数は過剰で有ったり少なすぎたりする。年齢別で見ると60歳代が最も適切な数を保っている。

2)、薬物治療から手術治療へ
手術の適応は
①、頻繁に20mmhHgを超す
②、既に進行した症例 ワースアイならー20dB、ベターアイでー13dB
③、視野進行が年に1dB以上さがるもの。
手術の種類は、トラベクレクトミー単独、5FU併用、MMC併用の3段階がある。

なぜ今でもトラベクレクトミーなのか?
中心窩閾値が落ちた例に手術することは有効か?
視力維持には8-10mmHgが良いという事なのだけれど。 
などの諸問題がある

最後に緑内障治療戦略の結論のスライドが提示された。:
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清澤の聴講メモでした。具体的な視野のモニタリングや薬物療法の選択なども丁寧に話されました。

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