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2016年2月1日

7424:「死の行進」から生還するための心得:だそうです・

記者の眼というコラムに2016/01/29日経BPイノベーションICT研究所の谷島宣之氏が「死の行進」から生還するための心得という記事を書いています。(http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/watcher/14/334361/012600470/?ST=management&P=1)これは重要な点を突いていると思うのでその記事の要点を採録してみます。

まず、「情報システムの開発に限らないが、困難なプロジェクトにおいて犠牲者が出ることがある。その引き金は睡眠不足である」という。この犠牲者とは、文字どうり病死者である。

 「プロジェクトには所定の期限があり、それまでに所定の品質の成果物を所定の経費内でつくり上げなければならない。成果物の内容や経費、投入する人員は調整できるが、1日を48時間にすることはできない」という訳で、

 「追い込まれたプロジェクトの担当者はまず移動時間を削る。月曜から週末まで現場の近くに、場合によっては現場の中に泊まり込む。それでも時間が足りない。(中略)睡眠時間を削る。深夜まで仕事を続け、わずかな仮眠をとり、翌朝から再開する」

51ZPF06AV9L__SX350_BO1,204,203,200_ エドワード・ヨードン氏の著書『デスマーチ』(http://www.amazon.co.jp/dp/4822282716)にはデスマーチ・プロジェクトが起きる理由、その中に入ってしまった時の乗り切り方が書かれている。ーーたったひと言だけ覚えるとすれば」という言葉は、

 『それは「トリアージ(triage)」である。戦場や災害地において必要な医療処置に応じて負傷者を分けることを意味する。トリアージにはデスマーチ・プロジェクト対策に関係するもう一つの意味がある。「乏しい必需品(最も乏しいのは時間)を最大の効果を引き出すやり方に割り当てること」だ。

 「デスマーチ・プロジェクトを担っているのは個人である、という事実は変わらない。ーー最初から破滅が運命づけられているプロジェクトで長い夜と週末を働く個人に(私は)ずっと心を砕いている。デスマーチ・プロジェクトを最後に成功させることはもちろん重要で、そのための実践的な助言を本書でも提供したが、それよりずっと重要なのは、生き残ることだ」

 ーー「(プロジェクトの成功と生き残りを)健康、才覚、家族、ユーモアのセンスのどれも損なわないで行うべきなのだ。それができてこそ最高だ」』 目の前の懸案に集中しているだけでは生還できない恐れがある。

眼科医清澤のコメント:以前聞いたお話ですが、(https://www.kiyosawa.or.jp/archives/53973740.html)寝不足になると、鬱になるだけではなく、体内の免疫機構が弱まり炎症が惹起されます。更に、それに伴って癌を発症する頻度も高まります。そんなお話を思い出しました。
 ずるずると或る仕事に引き込まれるのではなく、時間の使い方にも気を配って、健康に仕事を続けたいものです。

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