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2015年12月20日

7292:『キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け』(Arbitrage)を見ました

T0013492キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け

『キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け』( – きけんなかけ、Arbitrage)は、2012年にアメリカ合衆国で公開されたサスペンス映画。ニコラス・ジャレッキー監督の長編劇初監督作品。原題の「Arbitrage」とは、「裁定取引」を指す英語。

清澤のコメント:このような経済活動を描いた映画を私は大好きです。世の中、家族を犠牲にする様な男女関連の危険を冒す人も時にはいますが、私など小心者でそのようなリスクを取る度胸はとてもありません。それだけにこのようなサスペンスには心惹かれます。主人公も私に近いほぼ還暦の年ごろ。首回りなどの肉の落ち方に精悍さというよりは寄る年波のやつれが表れています。この作品の主演はご存知リチャード・ギア。HACHI約束の犬忠犬以来のファンです。最後の部分がちょっとした謎。この後、主人公は妻の要求を容れて全財産を慈善活動に寄付し、社会の表から消えるのでしょうか?

ちなみにアービトラージ(Arbitrage)とは
裁定取引。鞘(さや)取り。異なる2つの市場の価格差を利用して利益を得ようとする取引。例えば、現物市場の為替レートと先物市場の為替レートの、高い方を売り、安い方を買う事によって差額が利益となる。このストーリーには裁定取引は出てこないようですが、ファンド会社を銀行が買い叩く、あるいは主人公が売り抜けるという事がそれに当たるのでしょうか?

ストーリー

ニューヨークの大物ヘッジファンドであるロバート・ミラーは、一代で莫大な富と名声を築き、家族にも恵まれ幸せな毎日を過ごしているかのように思われた。しかし、その裏ではロシアの銅山への投資に失敗し大損失を出してしまい、多額の負債を返済するためにスタンダード銀行に自社を売却する準備を進めていた。だが、その会合で銀行の代表メイフィールドは姿を見せず、友人への借金返済に困っているロバートは焦りを募らすのだった。

ロバートにはもう一つ秘密があった。それは愛人であるジュリーの存在だった。日々のストレスから眠れない夜を過ごすロバートは、深夜に彼女を誘って別荘に車を走らせる。だがその道中、彼の居眠り運転が原因で車はガードレールに接触。車は大きく横転し、助手席にいたジュリーは死亡。ロバートも大怪我を負ってしまう。しかも彼が離れた隙に車は爆発、炎上してしまうのだった。ロバートは車がジュリーのものだったことを良いことに、彼女が一人で事故を起こしたように見せかけようと、ロバートに恩がある黒人青年ジミーを呼び出しその場から立ち去る。

この事故を捜査することになった刑事ブライヤーは、現場に残されていた不可解な証拠や、付近の公衆電話近くで車に乗る男の姿を目撃したという情報から、ジュリーの隣には車を運転していた別の男性がおり、それがジュリーと不倫関係にあったロバートであるとの結論を導き出す。そして彼は捜査線上に浮かんだジミーの身柄を拘束し、事故が起こった夜についての尋問を始め、ジミーの線からロバートを追いつめようとする。一方ロバートは、会社の幹部であり実の娘であるブルックに負債の隠蔽工作が発覚してしまう。こうしてロバートは徐々に破滅へと向かって進んでいく。

ロバートはメイフィールドと直接対決し、好条件での売却を何とか決める。一方、大物であるロバートを何としてでも逮捕したいブライヤー刑事は、事件当夜にジミーが車を運転していたことを示す証拠写真を捏造していたのだが、ロバートによってその事実が暴かれたことから、判事はジミーに対する取り調べ自体を禁じ、結果としてロバートに警察の手が及ぶことはなくなる。

全てが丸く収まったかのように見えたが、一連の出来事で、ロバートは妻エレンだけでなく、ブルックからも完全に信用を失う。それでもミラー家は、公の場では「慈善家の名士」として振る舞う。
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