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2015年12月17日

7278 国立大初「羊膜バンク」 愛媛大病院が設立2015年12月05日(土)

国立大初「羊膜バンク」 愛媛大病院が設立2015年12月05日(土)

 愛媛大医学部付属病院(東温市志津川)は、胎児を包む羊膜を保存し、目などへの移植用に院内外へ提供する「羊膜バンク」をこのほど設立した。病院によると、国立大でのバンク設立は初。羊膜は移植で目の一部となり、失明に至る恐れがある難治性の眼疾患に有効とされ、同病院細胞プロセシングセンター長の白石敦准教授(53)は「他の治療より再発率が低い。年明けにも1例目に取り組みたい」と準備を進める。

 羊膜は生まれる前の赤ちゃんを包んでいる薄い膜で、出産で胎盤の一部などと一緒に体外に排出される。白石准教授によると、伸縮性に富み炎症を抑える働きがあるほか、移植しても拒絶反応が起こりにくい。眼科では羊膜移植が2014年4月から保険診療になり、皮膚科などでも研究が進んでいる。

清澤のコメント:今回の記事を見て少し調べてみました。

 羊膜の移植は眼科では比較的新しい臨床応用ですが、古くから皮膚熱傷後の被覆や、臍ヘルニアの修復はもとより、開腹手術後の内蔵癒着防止を目的とし外科や産婦人科で使用されていた手法だそうです。

 では子供を分娩する母親ならだれでも羊膜の提供者になれるのか?というと違うようです。『羊膜を提供できるのは、お腹に新しい命が宿った妊婦の皆様だけです。しかも、妊婦なら誰でも羊膜を提供できるというわけではございません。予定帝王切開にてご出産の妊婦の方に、羊膜の提供をお願い致します。予定帝王切開でご出産の妊婦さんだから出来る医療への貢献です。』(再生医療支援機構のページから引用)という訳で、無菌的に採取できる帝王切開の症例からのみ提供できるという事のようです。
 また、国立大学で初というのは、京都府立医科大学には既にあるという事のようです。

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